小泉孝太郎「今まで人生で食べたりんご飴と比べものにならない！」“りんご飴の神様”が作る飴がパリパリ！五感で楽しめる絶品りんご飴に驚き

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ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー！マイゴッド！私だけの神様、教えます』が11月29日に放送。りんご飴（あめ）の神様の作る絶品りんご飴に舌鼓を打った。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・下北沢にあるアメリカンジュエリー店のスタッフの男性に「あなただけの神様っていますか？」と聞いてみると、『あおもり屋』のりんご飴だという。「りんごが全然違う」「甘みも、酸味も、食感もそろっている」「今まで何十年って食べてきたりんご飴って何だったの？って」と神への愛を語る男性。スタッフは、代々木公園のイベントで神が出店するという情報を得て、早速向かうことに。

赤いキッチンカーでりんご飴を販売する『あおもり屋』の店主が、りんご飴の神・佐々木雄三さん。スタッフが「こちらのりんご飴が“神”だという風に聞いて来たんですけど」と声をかけると、「自分でいうのもなんですけど1番の自信がございます。食べてほしいです」と佐々木さん。

実は近年、若者のりんご離れが深刻だという。ある調査では20代のりんご摂取量が70代の4分の1ほどしかないという（出典：厚生労働省令和5年国民健康・栄養調査報告より）。SNSでは「皮をむくのが面倒」「1個全部食べられない」など敬遠される事態になっている。その救世主となっているのが“カットりんご飴”。食べやすさや、見た目のかわいらしさから映えると話題になり、専門店が増えて今ブームとなっている。お客さんは「パリパリでおいしい！甘い！飴の甘さとりんごの甘さ、どっちかというと、りんご素材由来の甘さの方が強い」とりんごのおいしさを語る。さらにはりんご農家の方も「あまり果物を加工したものって好きじゃないんだけど、あのりんご飴は家族も大好き。本当においしい」と大絶賛した。

一体どんなりんごを使っているのか？佐々木さんが100軒近くのりんご農家を巡り、選んだのは青森県産の『シナノゴールド』。都内近郊のりんご飴の店では糖度の高い『ふじ』を利用していることが多いが、時間が経つと酸度が落ちてしまい、甘さだけが残ったりんごになりやすいのだそう。佐々木さんは飴とのバランスを考えて、適度な酸味のあるシナノゴールドにしたという。

りんご飴の作り方にもこだわりが。まずは飴作り。グラニュー糖に食紅、水を入れて強火にかける。神ポイントは、飴を作っている時に絶対にかき混ぜないこと。かき混ぜると中の飴が結晶化してしまうのだという。温度計で飴の温度を計り、ちょうどいい温度になったらりんごに飴付けしていく。飴ができたら、串に刺したシナノゴールドを1回転だけさせ飴付けし、冷蔵庫で約3時間冷やす。仕上げに食べやすい大きさにカットにすれば、『あおもり屋』特製のりんご飴が完成！

青森県青森市出身の佐々木さん。実は高校卒業後は青森県警察で約4年間警察官として働いていた経歴の持ち主。その後都内でIT関係の仕事についていたが、2017年のある日、青森の繁華街がどんどんシャッターを閉めていく姿を見て、「青森の地域復興に何かできないか」という思いが湧いてきたという。青森といえばりんごのイメージ。少しでも生産者たちの力になれればと、青森の特産品を販売する『あおもり屋』を開業した。

佐々木さんがスタジオに登場。ヒロミはりんご飴をあまり食べたことがない上に、どう食べていいか分からないという。孝太郎もりんご飴には良いイメージをあまり持っていないというが、そんなヒロミと孝太郎に、佐々木さんの作ったりんご飴を食べてもらうことに。口に入れると、2人から思わず笑みがこぼれ「うまい！」とヒロミ。孝太郎も「今まで人生で食べたりんご飴と比べものにならないです」と大絶賛！佐々木さんによると、ただの飴とりんごではなく、飴とりんごがおいしく融合するように飴を調整して五感で楽しめるデザートになっているという。