細田守最新作『果てしなきスカーレット』芦田愛菜・岡田将生の熱演にヴェネチア国際映画祭で“10分超”のスタンディングオベーション

2025.9.8 17:00
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細田守・岡田将生・芦田愛菜の写真

第82回ヴェネチア国際映画祭で、芦田愛菜、岡田将生が出演する細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の公式上映が行われた。

これまでに国内外の数々の賞に輝き、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けているアニメーション映画監督・細田守。最新作となる『果てしなきスカーレット』のテーマは、“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の“想い”から始まった本作。

果てしなきスカーレットの写真

主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語。スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。そして芦田演じるスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)を岡田将生が演じる。

上映に先立ち、ヴェネチア国際映画祭初参加となる細田守監督、芦田愛菜、岡田将生の3名が、レッドカーペットに登場。日中のフォトコールやプレスカンファレンスから装いを新たに、芦田は洗練されたブルーのワンショルダードレスを、岡田は襟から裾にかけてラメ生地があしらわれた、少し遊び心のあるオールブラックのタキシードを身に纏い、リムレスグラス姿で登場。笑顔でレッドカーペットを歩いた。

細田守・岡田将生・芦田愛菜の写真

多くの海外メディアのシャッターが切られ、3人は手を振ってにこやかに応じた。また、現地取材に来た日本のメディアや、海外メディアの取材に応じるだけでなく、会場に詰め掛けたファンに対しても、英語版の本作のチラシ、細田監督の過去作の書籍やポスターにサインや記念撮影を求められると快(こころよ)く応じ、初めてのヴェネチア国際映画祭でのレッドカーペットイベントを楽しんでいた様子だった。

芦田愛菜の写真

カーペットを歩いた感想を聞かれると芦田は、「作品を楽しみにしてくださっていたお客様がたくさんいらっしゃって、スカーレットや聖や監督の写真を持って、サインをお願いされる方もいて、その気持ちがうれしかったです!」とファンの方への感謝を述べ、岡田は「映画を愛する人たちが集まっていて、心から映画というものに関われる仕事ができてよかったなと思いながら歩きました」とその場に立ち会えたよろこびを噛みしめた。

岡田将生の写真

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