さかなクンが千葉県の港町で“初恋の魚”と対面!さらにアオリイカのオスとメスでは“味”が違う?『日本列島ダーツの旅』
2025.7.21 12:00
さかなクンが7月19日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!30年目突入スペシャル』にVTR出演。千葉県の漁港を『ダーツの旅』で訪ねた。
恒例企画『日本列島ダーツの旅』も今回は『超人気者が町や村へ行っちゃうSP』。MC・所ジョージが投げたダーツが刺さったのは千葉県富浦町(現・南房総市富浦町)。そしてロケ当日、聞こえてきたのは「ギョギョっと~!」という聞きなじみのある声。今回旅をするのは“魚の伝道師”さかなクンだ。海沿いで漁港のあるこの町にはまさにピッタリの人選。あまりにテンションが高まっていたのか、さかなクンはロケ前夜、真っ白い大きな布に所とMC・佐藤栞里、そしてたくさんの魚を並べた巨大なイラストを描き上げてきていた。さかなクンは現在、富浦町の隣の館山市に在住だという。勝手知ったる隣町で、どんな旅になるのか。
まず真っ先に向かったのは魚市場。人を探すというよりもまず魚を見に行きたかったようだ。第一町人よりも先に水揚げされたばかりのキンメダイとご対面。その後も魚を物色していると、いつの間にか背後を歩いていた“第一町人”の漁師さんが。かつては北洋漁業で、サケ・マス漁をしていたというこの方、「ちょいちょいテレビ見てますよ」とさかなクンのこともよく知っていた。だが「テレビの方がいい男~」と言われ、さかなクンも「ギョギョっと!」とズッコケていた。
港の方に行ってみると、そこには船の整備をしていた漁協の職員さんが。せっかくなので改めて市場の中を見せてもらうことに。するとそこには、さかなクンが“初恋の魚”というウマヅラハギが。「顔のかわいさとヒレの美しさと…初めて会ったときに胸がきゅーんとして、かわいい~!ギョギョギョ~!って」「ウマヅラハギちゃんに会わなかったらお魚好きにならなかったかもしれない」と言うほどで、まさにさかなクンの運命を決定づけた魚。ご厚意でちょっとだけ触らせてもらうことになったが、ここで魚を愛してやまないさかなクンらしい配慮が。実はいきなり魚に触れると、人の体温で魚が火傷(やけど)のような状態になることもあるそうで、それを防ぐため、水の中に10秒ほど手を浸して十分冷ましてからそっと手のひらで抱くのだという。「かわいい~!会えた~うれしい~!」とさかなクンも大喜びだった。
さらに、隣の水槽にアオリイカを見つけたさかなクンは突然「これはおすでしょうか、めすでしょうか?」とクイズを出題。横シマ模様で大きいのがおす、水玉模様で小さいのがおすと、体の模様と大きさで見分けがつくという。おすの方が身がしまっているため、歯ごたえを楽しみたいときはおすを、やわらかい刺身などで食べたいときはめすを選ぶとよいのだそう。この辺りの豆知識はさかなクンの真骨頂だ。