真犯人判明で終了するも…ラスト30秒のまさかの展開にSNS騒然 「静かに刺さる…」「子どもによく見てほしいドラマ」 『良いこと悪いこと』最終話
今國は、タクト学園でのことを高木に話す。紫苑はピアニストになりたいという夢を強く持っていたという。そして今國と東雲と紫苑はお互いの夢を話すようになった。大人になるまで3人でつらいことを乗り越えて来たのだ。しかし、それも高木のせいで絶たれてしまった…。
今國は復讐(ふくしゅう)のために高木に近づき、店の常連にさせることに成功。そして今國と東雲、宇都見は、連続殺人の仲間に…。
「人の夢を奪っておいて、なんでお前らが夢を語るんだよ!」「いじめは人殺しと同じなんだよ!」「いじめを法で裁けば、いじめる奴がいなくなる…」
そう言う今國は、宇都見から預かったという銃を取り出す。そしてその銃で自分を殺せと高木に迫り…。
今國が言うには、最後のターゲットだった高木が、真犯人をつきとめ殺す。それで物語が収束するという。「俺を殺して、なれよ、ヒーローに」―。しかし、高木は引き金を引くことができず、「俺、わかってたんだよ、悪いことだって…わかってたのに…ごめん」泣きながら今國に謝罪して…。
その頃、東雲と対峙(たいじ)していた園子も、今回の計画の内容を東雲の口から聞く。東雲は、いじめが犯罪として裁かれるようになるまで、一生をかけて記事を書き続けるという。しかし園子は、「みんなが自分で良いことを選ぶ方を信じる」と言って、協力を仰ぐ東雲を突き放すのだった。
「今ちゃんと向き合わないとダメなんだ。じゃないと俺は本当に変われない」―。
後日、園子のセッティングするカメラの前に高木は座っていた。週刊アポロの独占取材を受けたのだ。「俺はいじめをしていました」「これからは目の前の選択を、それが良いことなのか悪いことなのかちゃんと考えて責任を持って選んでいきます。そしてその結果とちゃんと向き合います。変わろうとし続けます」―。その記事は店頭にならび…。











