「年を取ると…」玄一(及川光博)の言葉にSNS「50歳に希望が持てた!」と反響『ぼくたちん家』第6話
一方、会社のお金3000万円を横領して逃亡中のほたるの母・ともえ(麻生久美子)は、東京に戻って来たものの、“どうしても、しなきゃいけないことがあって。それが終わるまでほたるには会えない”と決心して逃亡を続ける。そんな中、あろうことか一番会いたくなかった元夫・仁(光石研)とバッタリ鉢合わせてしまう。3000万円を狙う仁に付きまとわれ、ともえは逃げ回りながらも、ほたると過ごした場所を巡っていく。そして、ほたるたちのいる井の頭アパートに姿を現すのだった。そんなともえに「“お母さん!”とか言って抱きつくと思った!?」と、ともえから渡されたキーホルダーを投げつけて怒るほたる。玄一、索、ほたる、井の頭(坂井真紀)、ともえ、仁の6人で話をすることになり、ともえから語られたのは、横領が事実だということと、ほたるの元へはまだ帰ることが出来ないということだった。

これまで夢を持って生きてこなかったともえは、子どもの頃に47都道府県のご当地キーホルダーを集めるのが夢だったことを思い出し、「先がどうなるか分かんないから、かなえるには今しかないって思ってる」と、逃亡を続けながら夢をかなえることを告げる。そんなともえに呆(あき)れながらも「さっさと行って、帰ってきて」と送り出す決意をするほたる。「娘をお願いします」と頭を下げて再び出ていくともえに、ほたるは「お母さんは私のこと好き?」と聞くと、「ちゃんと何歳のほたるもずっと大好き」と答えて去っていくのだった。
視聴者からは、「ほたるがともえの前でむき出しの感情をぶつけたのをきっかけに、玄一たちの前でも弱音を吐けるようになって良かった」「ともえだって辛いけど、ほたるが一番つらくて我慢してるんだよ」「母親より大人で、見ていて辛い」など、ほたるがともえとの別れに苦しんでいる姿に、同情の声があがっていた。

母のことを嫌いになったほうがいいのか、玄一にたずねるほたる。自分が今怒っているのか悲しんでいるのか分からないという。「50歳になる頃には辛くて死んじゃってるかも」と泣くほたるに、玄一は「50歳は楽しい」と言い、“膝の痛みで雨が降るか分かる”“窓辺で育てている豆苗の育ち具合に感動する”などあげていく。さらに「苦手なものが減って、好きなものが増えていく気がする…年を取ると、楽しいよ、それは」と言う玄一に、ほたるは「作田先生が好きなの?」と聞くと、「うん、好きだよ作田さんが」と素直に答える玄一。
ネット上には「50歳に希望が持てた!」「若い子から見ると50は途方もなく遠く見えるけど、心はそんなに若い頃と変わらない」「些細なことがとっても幸せな50歳は素敵」など、玄一の50歳が楽しいという言葉に励まされたという声が寄せられた。
そんな玄一とほたるの会話を立ち聞きした索は、玄一と物件情報をネットで見ながら「なんとなく予算出すとこから始めます?」と問いかける。玄一は、物件を探している索に「これって家買う流れじゃないですか?」と動揺。「一緒に生活…。生きる活動したいなと」と答える索に「それはつまり両想いってことでいいですか?」と確認すると、「まぁ、はい」と答える索。2人で住む家を探すことになるのだった。
11月23日の第7話では、家を買って一緒に暮らすために、鯉登(大谷亮平)に教えてもらった『パートナーシップ制度』の活用に積極的な索は、さっそく区役所に予約を入れたり、玄一の両親にあいさつしたいと言い出したり、話をどんどん先に進めていき…。ついていくのがやっとの玄一は、索が無理をしているのではないかと不安になってしまう。
毎週日曜よる10時30分~日本テレビ系にて放送
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