索(手越祐也)が歌った『翼をください』に込められた思いに、視聴者大号泣『ぼくたちん家』第8話
11月30日に日本テレビ系日曜ドラマ『ぼくたちん家』第8話が放送された。主演を務める及川光博が、21年ぶりに連続ドラマの主演を務める本作。現代の様々な偏見の中で生きる“社会の隅っこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。恋も人生も、ままならない。でもそれでも人は、誰かと関わってしまう。社会の隅っこでつながった、3人の生活。笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディ。
(以下、ネタバレあり)
心優しきゲイのおじさん波多野玄一(及川光博)と、恋人の中学教師・作田索(手越祐也)は、2人の“かすがい”となる家を買うために必要なパートナーシップ証明書を取得。いよいよ本格的に家探しを開始する…はずが、玄一と中学3年生・楠ほたる(白鳥玉季)がニセモノ親子であることを、警察の松(土居志央梨)に感づかれてしまった…!事情を知らない松は、ほたるが玄一から暴行や脅迫を受けているものと思い込み、玄一を捕まえる気満々。そんな玄一を心配するアパートの大家・井の頭(坂井真紀)は、なんとか松の邪魔をしようとする。

警察の目を気にしながらも、玄一と索はローンの申請に必要な公正証書の作成に取りかかる。財産のことや病気になった時のことだけでなく、2人がいつまでも仲良く暮らしていくために、日常生活の細かいルールも記しておきたい玄一は「1回、シミュレーションしてみません?」と提案する。試しにアパートの部屋で共同生活をしてみれば、お互いのこだわりとか気になる部分が見えてくると思い、同居を始めてみるが、索はさっそく玄一の問題点が気になり始める。

一方、玄一を取り巻くみんなにも変化の時がやってくる。ようやくやりたいことをみつけたほたるは、段ボールでせっせと手作りのギターを制作。ほたるのロクデナシな父・仁(光石研)も、パートナー相談所の百瀬(渋谷凪咲)も、索の元カレ・吉田(井之脇海)も、新しい人生を歩いていくためにそれぞれ家探しを始める。そんな3人に不動産屋の岡部(田中直樹)が案内したのは、玄一たちの住む井の頭アパートだった。そこへちょうど「今日こそ直接お話を」と松がやってきて、全員そろって話を聞かれることになってしまうのだった。そんな中、仁はそっと姿を消し、玄一の部屋に忍び込み、押し入れに隠してあった3000万円をみつけるのだった。









