工藤阿須加 1株500円の高級ニンニク『ホワイト六片』に再挑戦 前回の4倍2万株を植え付ける!ミルフィーユカツとガーリックトーストのお味は?
そして年明け。ここで工藤は、ある秘策を投入することに。養豚場で豚のフンを調達し、それを発酵させ肥料にするのだ。1か月以上発酵させることで臭いがなくなり、土に馴染みやすくなるという。雪が溶けた3月上旬、肥料を畑に投入した。豚のフンには“肥料の三要素”の一つ、リン酸が多く含まれていて、補給することで葉緑素が増え、光合成をする力がアップするという。

そして収穫を2週間後に控えた6月中旬。畑をたずねると異変が。2万株の葉が茶色く変色しブツブツが発生。“さび病”と呼ばれる葉の病気だ。湿気や寒暖差による結露などが原因で発生するカビの一種。近年の異常気象によりニンニクの葉全体に広がってしまっていた。そこで工藤が決断。少し早いが収穫を断行することに。
6月にもかかわらず、34℃という酷暑の中での収穫。今回はもう中が養成所の若手芸人たちを動員、スタッフも加わり総勢18人で作業。8時間かけて、コンテナ120個分、1.5トンのニンニクを収穫した。「過去一キツかった」と作業を振り返った工藤。収穫したニンニクは3か月かけて乾燥させて、いよいよ食べ頃に。

去年10月の植え付けから乾燥まで約1年。ついにホワイト六片を味わうことに。まずは丸ごとホイル焼きにして、ニンニク本来のうまみを味わう。さらに、豚ロース肉とスライスニンニクを交互に重ね、ミルフィーユ状にしたトンカツに、ニンニクおろしを使ったおりますソースをかけた、工藤農園特製『ニンニクミルフィーユカツ』。トム・ブラウンのみちおは「豚の甘みとニンニクのうまみがブワーっとなって最高です」と感激した様子。
さらに地元のパン屋さんで、ホワイト六片をたっぷり使った『ガーリックトースト』を販売。50個限定がわずか20分で完売した。『ニンニクミルフィーユカツ』と『ガーリックトースト』はスタジオでも振る舞われ、ゼミ生たちが“ニンニク界のエンペラー”を味わった。
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