お笑いコンビ・カゲヤマ「とにかく清潔感」と4万4000円の衣装を購入するも、大悟「センスないね~」とまさかの評価?

2025.11.3 17:30
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千鳥・大悟の写真

実際にそのジャケットを着用した写真が公開されると、出演者たちが思わず吹き出した。というのも、白地の布に薄茶色の格子模様が入ったデザインだったのだ。本人たちは「さわやか」と評したが、大悟は「地図を描く前の紙」「朝ドラの漫才師」とバッサリ。

白にしたのは、「とにかく清潔感」という思いからのオーダーメイドだったのだが、大悟に言わせれば「これはセンスないね」の一言。なお、なぜこれほどまで2人が衣装に気を遣ったかというと、賞レースで結果を出しているのにテレビやCMのオファーがないためだった。

タバやん。が「CM欲しい」と素直に言うと、大悟は笑いをこらえようとしたが、こらえきれず。益田が「なんで笑ってるんですか!」とツッコむと、大悟は「そんな日本も景気良くないよ」と苦笑した。

また、益田によると、結果を出しているのに2人が軽んじられた話はたくさんあるそうで、たとえば『ハゲ狼(ろう)』というライブ。これは、いわゆる人狼(じんろう)ゲームのように、ハゲた芸人たちが“誰がハゲているか”を話し合い、追放するという催しだった。

益田としては、頭髪が薄くなった自覚もさほどなかったのに、ある日仮押さえのスケジュールに『ハゲ狼』と書かれていた。しかも、そのスケジュールは、知らないうちに消えていたため、スケジュール上で「ハゲ」と言われただけで終わってしまったという。

カゲヤマの写真
お笑いコンビ・カゲヤマのタバやん。(左)、益田康平(右)

かと思えば、『小っちゃいもの倶楽部(くらぶ)』というライブもあった。その内容は、身長165㎝メートル以下の芸人が集められ、ユニットを組まされるというもの。身長が高い芸人が手を挙げ、それにハイタッチできるかが競われ、ハイタッチできた場合“300円”がもらえるというイベントだった。

これを聞いた大悟は、「すごいねえ!吉本の劇場、まだそんな大正時代みたいなことしてるの?」と大笑い。大悟によると、「吉本の若手って、吉本興業自体がそんなにタレントとして認めてないんよね。何年かしたら辞めるかもしれんし」という事情もあるようだ。大悟は続けて、“男前を特別扱いする社員もいる”と指摘。これには出演者たちが、「います!」「マジでそう!」と立ち上がり、盛んにうなずいた。

この点については大悟も一言あるようで、「なんでオモロないのに男前にはこんなに社員は優しくて、ワシら(千鳥)や笑い飯には何のあいさつもせんような」と力を込めて語った。そのうえで、「吉本のこのあり方はどうなんだと思ってるけど」「後々気付くんやけど、それが世間の声」と言い切り、思わぬ角度からのはしごの外し方に、出演者たちが「えー!」とのけぞった。

すると、タバやん。が、今の大悟と若手の頃の大悟では全然見た目が違うと指摘した。大悟が言うには、若手の頃は「事務所の前で車磨いてる奴(みたい)」「誰(のネタ)でも笑ってないもん。ずっとにらみつけてるからそりゃもうあんな顔になるよ」とのことだった。そして、「結局、人の(ネタ)で笑わないと自分のも笑ってくれない、みたいなのあるやん。ホンマに表情は柔らかくなった。意識してないのに」とこれまでを振り返った。こうした変化には、大悟自身、驚くほどだそうだ。「研究している人に出したいくらいやもん。人って、ウケだすと顔が変わりますよって」と冗談交じりに語った。

最終的に、大悟は領収書を“承認”!「どっかで(領収書の衣装を)着るか」と水を向けると、タバやん。が「表に『大悟』って入れ…」と言いかけたが、「それはいらん」と遮って最後にひと笑いとった。

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写真提供:(C)日テレ

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