“痩せてキレイになったね”は褒め言葉?orバウンダリー侵害? 犬山紙子「“痩せてない私はダメなの”ってなっちゃうのかな…」
他にも、犬山が「アイドルオタクなので。SNSで褒め言葉のつもりで、その彼女がセクシー売りしてて、セクシーって言われたいって言ってるんだったら、また別なんですけど」と前置きし、「色っぽいねとか、痩せてキレイになったねとか。それも、“痩せてない私はダメなの”ってなっちゃうのかなって思ったりとか。それってバウンダリー侵害なんじゃないかなって、モヤモヤしながら見てます」と推しに対してのバウンダリー侵害について相談。
それを受けて鴻巣さんが「褒め言葉で、私がよく意識する境界線があって。その子が、自分で選んで身につけているものとか、自分で自分をもっと好きな自分になるために頑張ったところは褒めるようにしています」と話し始め、「ただ、痩せてる、太ってるとか、背が高い、低いだったりとか。あと顔立ちとかですよね。元々その人が持っているもので、変えるためには、健康のリスクが生じてしまうものについては、褒めることもしません」と明言。

その理由について「なぜなら一度痩せていることを褒めたら、特に子どもは、“痩せてないと価値がない”って。それでもうその子自身の、その子らしさが大きく揺らいでしまうので、そこは線を引くようにはしています」と意見すると、上田は「柏木さんとか特に多いんじゃないの?」と質問。
すると柏木は「私は握手会とか直接話せることが多いので、“お金を払ってきてるから、意見を言う権利がある”って、やっぱりたぶん向こうが思ってるので」と打ち明け、「髪切ったら、“長いほうがよかった”みたいな。でもその次の人は髪切ったら、“似合うね”と。もう対応できない。だから、”職場の人に言うのかな?“みたいなことを、なんとなく”アイドルだから言ってもいい“っていうふうに思われているところはちょっとある」と、ファンとアイドルの境界線について本音を告白。
最後に鴻巣さんは、最低限守るべきこととして「勝手に決めつけないとか、同意なく触れない、言及しないとか。あと気持ちや意見を切って捨てない、否定しない、価値観を押し付けないとか、秘密を持つ自由を認めるとかですね。そういったやらない方がいいことをやめていきましょう。それを知っておくと、自分に対してそうしてくる人は“踏み越えてくる人だな”っていって、警戒してちょっと身を守るアンテナを立てることもできるかと思います」とアドバイスし、バウンダリーへの理解を深める夜となった。
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