夜間の一本道で発生した飛び出し事故の真実を交通事故鑑定人が見抜く!タイムマシーン3号・関太が暴いた加害者の過失とは

2025.10.3 09:15
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後日、事故当時の状況を再現した駐車場に、運転手を呼び出した関は、運転手を自身が運転席に座る自動車の助手席に乗せると、80メートル離れて向き合う車に乗る山本と、その前で宏之の服装をまねた佐々木に合図を送る。

そして関と山本が同時にハイビームをつけると、その間に立つ佐々木の姿がなんと光の中に消えた。関は「これは蒸発現象といって、対向車同士のライトの光が重なった部分に入ったものが、見えなくなる現象です。事故の直前、あなたはこの状況に陥っていたんです!」と運転手を追及。

実はこの運転手、直前によそ見運転をしており、蒸発現象が起きる前の宏之に気づかず、あたかも飛び出してきたかのような錯覚で、宏之と接触していたのだった。

関は「あなたが前を注意して運転していれば、横断歩道を渡る前の歩行者に気がつくことができて、事故は防げた。自分のよそ見運転を隠し、被害者に責任を押し付けるなど言語道断です!」と、改めて運転手を叱責。今回のケースは過失運転致傷罪に該当し、7年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が課される。

なお、蒸発現象の事故を防ぐためには、運転手は対向車が見えた時点で左右を見て、歩行者や自転車を確認し、ロービームに切り替えることが重要だ。また、歩行者が明るい色の服を着用したり、反射材などを身に着けることが自衛手段として有効なことがある。

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写真提供:(C)日テレ

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