みなみかわ「本当勘弁していただきたい」 芸人の寿命が短くなっている原因を、独自の視点から考察

ここで、お笑いコンビ・ケビンスの仁木恭平が、「芸人側が(そうした言葉を)テレビでやりすぎたってことはないですか?」と発言。するとみなみかわは「鋭い」と返し、「YouTubeの普及とともに、裏の話をみんながしだす。そういう我々のやってはいけない所もある。あるけれども、視聴者はそこを我慢していただいて」と力説した。
このみなみかわの主張に、仁木が「例えばみなみかわさんが僕のことをイジったとして、“(視聴者が)後輩にもちゃんとスポットを当てて偉いな”とか言われるのはうれしくないんですか?」と尋ねると、みなみかわは「うれしくないやろ。恥ずかしいやろ」と反論。しかしAマッソ・加納に「それをスタッフさんが見て“イイね”って言って、次の番組も決まるっていうのは?」と聞かれると、「これは難しい問題やねぇ!」と大いに迷い、その様子を大悟から「最後のシメの鍋か」とツッコまれていた。
そして、みなみかわとしては、芸人に対する見方の「サイクルが早くなっている」という点も気になるそう。例えば出川哲朗は昔嫌われ役だったが、今の好感度が格段に上がった状態になるまで何十年とかかったのに対し、近年では安田大サーカス・クロちゃんが「頭が良い」という見え方になったり、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルが「良い奴だよな」と捉えられたり、「さらに我々(みなみかわ)みたいなのもイイってなったら早すぎて」と、好感度が上がるまでのサイクルが早くなってきていることを提示した。
この状況に大悟も「EXITぐらいから早なったなってホンマに感じた」と同意し、“チャラいキャラクター”から“実はイイ奴”となるまでのスピードの速さを語ると、ほかの出演者も大きくうなずいた。

そしてみなみかわは、視聴者に向かって「テレビを番組制作者目線でぜひとも観ないでください」「番組内での立ち回り、深読み・考察して芸人の人間性を見抜かないでください」「バラエティなんて、気楽に観てくれたらええんです」と訴えた。その様子に、大悟は「ちゃんと訴えかけたらメチャクチャかっこ悪いな」と言い、領収書を“差し戻し”!「(客側は)どんな楽しみ方したってええわけやろ?いろんな見方すりゃあええけどね」とまとめた。
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