絶品のフルーツスムージーに豪快な魚の姿寿司…珍しい料理にも出会った熊本県不知火町の『ダーツの旅』
住宅地で出会った子どもたちにこの町のいい所を聞いてみたところ、「せいはくん家のジュースがおいしい」という答えが。この“せいはくん”のお父さんがその場にいたので詳しく聞かせてもらったところ、この方のお家は果樹園を営んでおり、週末には採れた果物を使ったフルーツデザートを販売するお店を開いているのだという。
せっかくなのでそのデザートを食べさせてもらうことに。スタッフが食べさせてもらったのは、街の名前を冠するみかん“不知火”をたっぷり使った『ごろごろスムージー』。凍らせた果実をミキサーで細かく砕き、カップに移してホイップクリームを加え、その上から不知火の果実をたっぷりと乗せて出来上がり。1杯のスムージーに不知火の果実が3~4個使われており、ご主人も「農家じゃないとできない」というほどのなんともぜいたくなスムージーだ。当然味の方も絶品で、カメラマンも「マジでうまいッス!」と大感激。スタッフから「東京で食べたら2000円とか取られそうな…」と言われるとすぐさま「東京進出します!じゃあ!東京進出して、稼ぎます!」と笑っていたが、実現したらなかなかの人気店になりそうだ。
家の軒先で何やら作業をしていたお母さんに話を聞くと、きんぴらにするためのゴボウをささがきにしているところだった。お母さんはこの軒先の蛇口周りでよく食材の下ごしらえなどをされるそうで、この前の日もツナシ(コノシロの幼魚)の姿寿司を作るための準備として何十匹もの魚をそこで捌(さば)いていたという。オケの中身を見せてもらうと、下ごしらえしたツナシがたくさん塩漬けにされていた。数日間塩漬けにしたのち、姿寿司に使うのだという。
ということで、姿寿司を作るところを見せてもらうため、スタッフは数日後にこのお母さんを再訪することに。塩漬けにしていたツナシは塩抜きした後に三杯酢と昆布で〆られており、準備は万端。このツナシを背開きにし、身の間にゴマとしょうがを加えた酢飯をたっぷり詰めて、不知火町の郷土料理『ツナシの姿寿司』の完成!ヒレなどもすっかり柔らかくなっているので、頭から豪快にかぶりつくことができる。スタッフも「まるまるいけます!すごい!」「本当においしい!」と舌鼓を打っていた。
ゲストの北山宏光も「あの姿寿司、食べてみたいですね~」とポツリ。さらに「食べた時に横で“あ、良かった~”って笑顔もなんか、ちょっとホッとするというかね~」と、振舞ってくれたお母さんとご家族の優しそうな表情にも触れていた。
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