King & Prince髙橋海人「一緒に生きていく姿勢がすごい大事」 生活に不自由する“買い物難民”の救世主“移動スーパー”バイトでそのやりがいを痛感

高齢者の自宅を中心に、分刻みで決められた運行スケジュールのもと販売を行う移動スーパー。そこでは商品の販売だけでなく、買い物をした常連さんの自宅まで荷物を運ぶというサービスも行われる。
まずは常連さんとともに荷物を運ぶこととなった髙橋は、その道すがら、路線バスの減便により交通手段を失った高齢者の買い物事情に触れ、移動スーパーの役割を痛感。「めんどくさいから行かないとかじゃなくて、本当行けないっていう事情の方が結構いるんだなって思うと、需要があるんですね」と、つぶやいた。
さらに髙橋は、商品を届けた家庭で少しでも役に立ちたいと、常連さんの自宅の草むしりも買って出ることに。毎週同じ時間に訪問する移動スーパーの販売員は、地域の“見守り”の役目も担っており、時には荷物運びや電球の取り替えなど、困りごとを手伝う“ご用聞き(ごようきき)”を務めることもあるのだとか。
「(移動スーパーが)なかったら、私は生活できないと思う」という常連さんの言葉に、「自分もね、毎週来たいんですけどね」と口にした髙橋は、30分かけて庭の草むしりにいそしみ、「またお会いしましょう」と握手。そして「ご家族が亡くなられて1人で生きてたりとか、一緒に生きていく姿勢がすごい大事になってくるなって思って」と、お手伝いを通して改めて感じた、移動スーパーの“スーパーだけではない役割”に触れた。
その後も移動スーパーを待つ人々のもとを次々に訪ねていった髙橋。「茹(ゆ)でるの大変かなと思って」と自身が選んだ素麺(そうめん)の弁当を手に取ってもらえたり、お客さんのニーズに合わせた商品を紹介したことで「あなたすすめるの上手ね」と褒められたりと、大活躍を見せた。
お客様に寄り添った親しみやすい接客に、中村さんも「すごいですよね。商品見せてあげてってすごい大事。聞く姿勢とおすすめするバランスがしっかりしてます」と感心。最後まで仕事をやり遂げた髙橋は「生活や命と密接なところにあるなと思ったのが、やりがいがある仕事だなと思って」と1日を振り返り「笑顔がたくさんある現場で、楽しかったです」と挑戦を締めくくった。
【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新〜過去話配信中!