世界が認めたジェラートの神が生み出す『マンゴーソルベ』を、たった5分で再現する!ヒロミ「うまい気がする、こっちの方が!」

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が8月23日に放送。お店のジェラートの味を自宅でかんたんに再現できる方法を紹介した。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回は、人気コーナー『オー!マネゴッド!』で、世界が認めたジェラートの神が生み出す人気商品のマンゴーソルベをたった5分で再現する方法を紹介。ヒロミと孝太郎が味の再現に挑んだ。

以前番組に登場してくれた、神奈川県大磯にある『ATELIER SANTi』。元公認会計士の松本さんご夫妻が、ジェラート職人として蓄えた10年分のデータから導き出した黄金比で作る看板メニューの『ローズマリー・ハニー』は、日本一のイタリアンジェラートを決める大会で2位に選ばれ2021年には世界大会出場を果たした。そんな世界が認めたジェラート店の夏限定の人気メニュー『マンゴーソルベ』を自宅で再現する方法を松本さんが教えてくれた。

お店で使用するマンゴーは、静岡県三島市で唯一マンゴーを栽培している鈴木農園のもの。富士山の伏流水で育てていて、一般的なマンゴーの糖度が12度から14度といわれているのに対し、鈴木農園の完熟マンゴーはなんと糖度18度以上で、お値段は1個3780円!そんなマンゴーをカットし、ブレンダーにかけ、ピューレ状に。そして、神が導いた黄金比、マンゴー50%、糖分18%、水分30%、レモン汁1%、その他1%を合わせて材料を混ぜれば、マンゴーソルベのベースが完成。1台およそ500万円もするアイスクリームメーカーに入れ、20分待つとマンゴーソルベの完成。調理時間は約2時間だった。

そんな丁寧に作られたマンゴーソルベを自宅でたったの5分で作る方法とは。世界大会に出場した神ジェラート店のマンゴーソルベを“オー!マネゴッド!”。材料はコンビニの冷凍マンゴー50g、グラニュー糖19g、お水30g、レモン汁1g。

まずは、シロップ作り。フライパンに水30gと、グラニュー糖19gを入れ、弱火で1分30秒加熱する。砂糖が溶けて透明になればシロップ完成だが、強火にしてしまうと水分が飛びすぎて、蒸発してしまい黄金比も変わってしまうのだという。

続いてはベース作り。ミキサーに冷凍マンゴー、そしてレモン汁1g、先ほど作ったシロップを入れ、ミキサーの速度が選べる場合は低速で20秒。冷凍マンゴーの塊がなくなってドロドロした液状になったらベースの完成。
そして、ジェラート作りに欠かせないアイスクリームメーカーは一体何で代用するのか。まずMサイズの密閉袋に、ベースを全部入れていく、袋を閉める際にはなるべく空気が入らないようにするとのこと。次に、Lサイズの密閉袋に、氷500g、塩100gを入れてなじませていく。ふったり揉(も)んだりして、氷に塩をなじませることで、氷だけだと0℃なのが塩を入れることで、マイナス19℃から20℃まで下がるのだという。冷たくなったら密閉したソルベのベースを、氷に触れる面積が大きくなるように氷の間に入れる。

さらに、次に使うものはバスタオルと輪ゴム3本。包んだバスタオルの両側の根元部分と真ん中を輪ゴムでしっかり固定し、バスタオルの両側を持って1分30秒ぶん回す!

ぶん回すことで、ソルベのベースが次々と氷水の冷たい部分に触れ、熱が奪われていくので、すばやく冷やすことができるのだという。「これ1分半であんなに固まるの?」と怪訝(けげん)そうなヒロミ。1分半回すのも案外体力を使うため「いや、結構きついなこれ」と早々に弱音を吐くヒロミと孝太郎。冷凍庫で冷やすと外側からゆっくり固まるため、氷の結晶が大きくなってしまう。しかし、このように回転させ撹拌(かくはん)しながら一気に冷やすことで、氷の結晶が小さく均一に固まるため舌触りがなめらかになる。ここがお店で売っているソルベに近づけるための大事な工程なのだという。そして1分30秒経つとカチカチに!お皿に盛り付ければ完成。

食べてみると、「うまい!(お店のと)わかんないっていうか自分が作ったからだけど、うまい気がするこっちの方が!」と自画自賛するヒロミ。「これはお子さんとかといいですよ。一緒に楽しんで作れる」と孝太郎が言うが、「ちょっと…体力だけだね」と、ぶん回す体力があるか心配するヒロミ。「1分半回すか、500万の機械買うかどっちかだね」と言うと、スタジオは笑いに包まれた。

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