Gパンパンダ・星野光樹 税理士として先輩芸人が“数年以内に売れるか?”を税務調査官に聞かれてしまう…果たしてその回答は?
実は当時、やってもいない仕事をしていると申告し、税金を少なくしようとする人がいたそうだ。それで、たけしにも厳しい目が向けられた、というわけだ。これを聞いた大悟は、「本当に悪い奴がいたんだ」と、星野の税理士ならではの説明に納得しつつ、「(たけしは)家族食わすためにバイトしてただけなのに」と苦笑した。
このようないきさつで、税務調査では、税金よりもたけしが芸人であることを証明しなければならない雰囲気になった。星野は、「たぶん税務調査史上初なんですけど、“この人(たけし)は平場のトークとか面白いですよ!”って」と、税理士だけでなく芸人の立場からも援護したそうだ。
そんな中、たけしがトイレで中座し、星野と調査官の2人だけになるタイミングが。すると調査官が、「事業というのは、どうしても初期のころは赤字が出ることってよくありますよね。ただ、これから先の将来で、確実に収益が見込まれているのであれば、それは事業として認めていいんじゃないか」と切り出した。そして、「星野先生、税理士の見地からして、たけしさんは数年以内に売れますか?」と、鋭い質問を投げかけられたという。
星野にとって、たけしはお世話になっている先輩だ。芸人としては、「この人売れますよ!」と言いたかった。同時に、自分は税理士という国家資格を持った人間でもあり、その職務に反することはできない。恩か立場か。散々悩んだ末、星野は「ここ数年では無理そうです」と仕方なく答えた。
これを聞いた出演者たちは、「なんで“先輩絶対売れますよ”って言えないんだよ」「最悪だろそれ!」と総ツッコミ。それでも大悟は、「まあなあ、星野の中では戦ったわけやな」と理解を示した。
なお、この税務調査では、星野が資料のコピーもしたのだそう。コピー代は通常クライアントに請求するのだが、調査官に答えた言葉が元で、申し訳なくてたけしに請求できなかったのだという。これを大悟に払ってほしい、というわけだ。
最終的に、大悟は領収書を“承認”!「いい、いい。これはもうワシが払う」「たけしにも言わんといて墓場まで持って行け」と語り、220円という金額に「その資料も少なかった(よほど芸人としての収入が少なかった)んやろな」とオチをつけた。
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