遂に明かされた医療過誤の真実!鳴木(岩田剛典)の仕掛けた真実を聞き出すためのワナに「お見事!」「鳴木の言葉が母と子の心を救った」の声『DOCTOR PRICE』第4話
2025.8.6 16:45
8月3日に日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』第4話が放送された。父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くため、メスもカルテも持たないひとりの男が立ち向かう─。“転職したい医師に値段をつけて、病院相手に売りさばく”通称、医師専門転職エージェント・鳴木金成。人と金を操り、グレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く、痛快×医療サスペンス。
(※以下、ネタバレを含みます)
鳴木(岩田剛典)の父・将成(林泰文)と共に、銅坂麻衣(菊池日菜子)の手術に参加していた安藤佳恵(大西礼芳)は手術後、倉持(坪倉由幸)の指示の元、看護記録の改ざんを行っていたことが分かる。そして現在、安藤の息子・蒼は極東大学病院に入院中で、ドナー待ちの状態だが、依岡(北山宏光)によると、蒼の心臓移植を倉持が担当することが早々に決定。それをネタに黙らされている状況だった。

SNSでは「ホント倉持悪いヤツだな」「息子の命をタテに脅すなんて…!」「安藤さん、苦しんでるんだろうな」など、安藤に対する同情の声も見られた。
そんな中、鳴木からのミッションを進めるために、夜長(蒔田彩珠)は清掃員として森栄会病院に潜入。院長・森家一平(兵頭功海)に接触すると、森栄会病院が経営難で売りに出されること、一平が転職活動をしていること、彼の母である前院長・森家翔子(朝加真由美)の病状などを聞き出す。翔子は鳴木の医学部時代の恩師だった。一平は優しく穏やかな性格で、技術も未熟なため、母親のように職員や患者を引っ張っていくことが出来ず、その結果病院を売却することに激しい罪悪感を持っていた。

夜長は森栄会病院に潜入するなかで、一平にDr.コネクションを利用することを勧める。転職活動がうまくいっていない一平は、鳴木の元を訪れる。鳴木は高望みする一平に“ポンコツ二代目君”“希望が身の丈に合っていない”と、辛らつな言葉を浴びせる。そのうえで鳴木は、「よく思い出すことだ。君の母親がどんな人間で、君にどんな影響を与えたのか」と、一平に問いかける。鳴木は能力に自信のない一平に医者ではなく経営者側として森栄会病院を買い戻すように勧める。一平は翔子にその旨を伝え、まずは経営の勉強をすべく、古桜記念病院で事務局員として働くことが決まるのだった。

一方、極東大学病院では、蒼に対し、これまで実例のない“スティフト”を用いたカテーテル術を行うことを倉持が提案する。院長の天童(篠原涼子)は、もっと慎重になるべきだと判断し、カテーテル手術に反対をする。その事実を依岡から聞いた鳴木は、安藤の前に現れ、「倉持先生は蒼くんを利用しようとしている」と、倉持は名声を高めるために蒼に手術をしようとしていることを告げる。

鳴木は再び安藤に会いに行き、アメリカのクレストモント大学病院にいる小児心臓移植の世界的権威である教授が蒼の手術を引き受けてくれることを話す。鳴木は一平のサポートなどをする代わりに、クレストモント大学病院に留学していた翔子に教授を紹介してもらうように頼んでいたのだった。「誰かの犠牲の上に、本当の幸せは得られません」「あなたと蒼くんが、これから胸をはって生きていける道を選ぶべきです」その鳴木の言葉に心を動かされた安藤は、蒼のアメリカ行きを決意する。

視聴者からは、「きっと安藤さんも分かってたはず」「鳴木の言葉が母と子の心を救ったね」「子どもの治療を倉持に頼らなければ、安藤さんは話してくれる」など、鳴木がアメリカのクレストモント大学病院での治療に根回しをしたことで、2人の心と病気を救ったことへ称賛の声があがっていた。
安藤は、当時病院が発表した内容は事実と異なることを鳴木に告白する。銅坂麻衣のカテーテル手術は倉持が担当。出血があったために将成は開胸手術で止血するべきだと主張するが、倉持はこのままスティフトでの手術に移行するほうがベストだと告げる。出血はなおも止まらず危機的状況にあっても倉持は遂行しようとするが、将成は開胸して止血に移行する。その後、安藤は倉持から命じられて看護記録の偽造をし、自分は一切関わっていないことにして極東大学病院から去ったのだった。

鳴木はクレストモント大学病院への3億円の送金を確認して、「むしろ安い買い物だ。真実がわかれば後は報いを受けさせるだけだ」と言って、不敵な笑みを浮かべるのだった。
「ただ恩師の病院と息子を救ったんだと思ってたけど、そんなわけないか!」「蒼を倉持から引き離すために、ついでに病院まで再生したのか!」「お見事!毎回最後に点と線が繋(つな)がっていく」など、鳴木の仕掛けた真実を知るためのワナに、感心する声が多くあがっていた。
8月10日放送の第5話では、安藤佳恵の証言により、3年前、極東大学病院で父・将成が起こしたとされていた医療過誤の原因が倉持にあったことを突き止めた鳴木。しかし倉持を罰するためには、安藤の証言だけでなく、証拠が必要だった。残された資料には将成が執刀したとあり、あの日に起きた真実の記録はどこにもなく─。
◆番組公式
・公式HP
・公式X:@doctorprice_ytv
・公式Instagram:@doctorprice_drama
・公式TikTok:@doctorprice_drama
【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!