映画『近畿地方のある場所について』ミステリー・バスツアーに菅野美穂と赤楚衛二がサプライズで参加!菅野「ものすごく怖くて…」
2025.7.30 18:45
さらに、菅野によってバスツアーのオープニング演出で流れるナレーションが、実は菅野と赤楚本人がその場でボイスチェンジャーを使って語っていたことが明かされると、客席からは喋り方だけでその正体に気付いたというファンも。赤楚が「じゃあ、僕がちょっと噛んだのもバレたってことですか!?」と差し込むと、会場は爆笑の渦に包まれた。
本作の謎要素に関しては、菅野は「この映画はいろんな謎があって、パズルがつながっていく爽快感がありますね。“ある場所”ってどこなんだろうと思いながら観ていただくのが良いと思います。原作小説だと伏字だったものが映像化で出てきたり、映画ではまた違った見方ができるかなと」と熱弁。
赤楚は「最初は演じていてもハテナだらけだったけど、だんだんそれらがつながっていく気持ちよさがあって、だけど同時に気持ち悪さも現れてくるので、演じていて怖くなっていく瞬間がありましたね」と、自身の気持ちの変化と共に、本作における”謎“の魅力を説いていた。

続いて話題は、本作が“ある場所”を巡るミステリーであることから、二人が最近ハマっている”ある場所“について。菅野は、「夏休みなので子供と一緒にプールに行っています!本作の公開が控えているので、内容的にそんな日焼けしてこんがり健康的になってもなと思うんですけど(笑)」と、夏ならではのお気に入りスポットを挙げた。
赤楚は、「とある整体です。撮影で使えれた体を癒してくれるゴッドハンドの整体師さんに最近出会って。施術して『昔剣道やってましたか』とか当てられたりしてすごいんです!これから通おうと思っています」と、すっかりハマっていることを明かした。
映画の最後には、これから映画を楽しむファンへ菅野と赤楚からメッセージが贈られた。 菅野は、「この映画には身近な怖さもあるんですけど、観終わった後には、自分の人生や日常について『ああよかった!』と思える、それぐらい遠くまで連れて行ってくれる力のある映画だなと思います。白石監督の言葉をお借りして申し上げるなら、“良質なトラウマ”をみなさん、お楽しみください!」
赤楚は、「この映画は“場所ミステリー”ですが、いろんな種類の怖さがあって、近畿地方に向かうロードムービー的な要素や、千紘と小沢の人間ドラマもあって、ひとつのジャンルにはくくれない、いろんな楽しみ方ができる映画です。ぜひみなさんに楽しんでいただけたらなと思います!」と力強くコメントした。
タイトル:映画『近畿地方のある場所について』
公開日:2025年8月8日(金)
配給:ワーナー・ブラザース映画