小学生が愛の告白…高校生カップルの結婚宣言…長年バラを送り続ける夫婦…福島県本宮町は愛のあふれる町だった!
2025.7.28 12:15
車で町を回っていると、バラの花でいっぱいの庭を発見。3種類のバラで作ったアーチがあったり、桜のように花弁が散る珍しいバラなど、様々なバラが植えられていた。ご主人にバラを植えている理由を聞いてみると、奥様の誕生日にバラの花束をあげたことがきっかけだという。「1回で終わりですよね、花束は。でも植えておけば、毎年毎年咲くじゃないですか」という、なんともロマンチックなお答えが。奥様は「1年に1回しかもらえなかったバラの花束が、1輪2輪ではあるけど毎日のようにくれるから…すごくいいなって思う」とうれしそうな表情。なんと仲の良いカップルだらけの町なのだろう。
さらに町を車で走っていると、住宅街に突然踏切を発見!もちろん周りに線路があるわけでもない。踏切の内側で植木をいじっていたお父さんに話を聞くと「うちは結構テレビには写ってますね」という。詳しい話を聞かせてもらおうとすると、スタッフが案内されたのは倉庫の中。そこにあったのは2台の蒸気機関車!もちろん普通のものではなく小さく作ったミニチュアサイズなのだが、見た目はもちろん、構造からネジの数に至るまで本物と全く同じで、しかも全てこのお父さんの手作りなのだという。さらに驚くべきことに、後ろに”客車”を連結して実際に走らせることもできるのだそう。
そう聞くと見せてもらわないわけにはいかない。お父さんにお願いして後日実際に走らせてもらうことになった。改めて伺ってみると、家の周りをぐるりと一周するようにミニSL用の線路が敷かれており、その上には本物の12分の1スケールの手作りミニSLが載せられていた。後ろには人が座れるような“客車”も連結されており準備万端。本物のSL同様、石炭を使って湯を沸かし、その蒸気を動力に動く仕組みになっており、今回も石炭をくべて走らせることに。楽しそうに準備をするお父さんに「石炭で動かすのはロマンなんですか?」とスタッフが聞くと「ロマンだね。それ以外に何もないです!」と言い切った。
SLに乗るためにやってきたお孫さんたちと一緒に、スタッフも乗せてもらった状態でいざ出発進行!大勢のお客さんが乗ってもSLは力強く走り、出会ったきっかけになった踏切も通過。そしてお父さんが操作すると、勢いよく汽笛も鳴らされ、お孫さんたちもおじいちゃんとしても大満足の様子だった。

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