小泉孝太郎が『ジブリの立体造型物展』を神体験!完全再現された『紅の豚』ポルコ・ロッソの飛空艇に搭乗

2025.7.15 12:00

ヒロミと小泉孝太郎がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が7月12日に放送され、孝太郎が開催中の『ジブリの立体造型物展』を訪れた。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。孝太郎が訪れたのは、東京・寺田倉庫で開催中の『ジブリの立体造型物展』。この展覧会では、ジブリ作品の数々の名場面を立体的に表現。まるで物語の世界に迷い込んだかのような没入体験ができるほか、ジブリ作品がどのように世界で愛されてきたかもパネル展示で紹介している。

『千と千尋の神隠し』の立体造型

今回、孝太郎が再会したのは、立体造型の神・伊原弘さん。以前番組で工房にお邪魔した際、『紅の豚』に登場する『サボイアS-21』の胴体の部分を製作中だった。展覧会会場には、光り輝く美しい姿で『サボイアS-21』が完成していた。

『紅の豚』に登場する『サボイアS-21』

1992年公開の『紅の豚』。自らに魔法をかけて"豚"となった飛行艇乗りの主人公ポルコ・ロッソが乗る飛行艇が『サボイアS-21』。今回制作した造型は、胴体が全長約7.7m、主翼の全幅が約10mのほぼ原寸大! 『紅の豚』は、第1次世界大戦後、世界恐慌の嵐が吹き荒れる1920年代が舞台。サボイアのモデルとなったのが、同時期に製造された『マッキM.33』。飛行機マニアの宮﨑駿監督は、少年時代に見たマッキM.33の写真の記憶を頼りにポルコの乗るサボイアを描いたと言われている。当時は飛行機製造が木材から金属へと移り変わろうとしていた頃。マッキM.33は木材を使用して作られたため、伊原さんも全体の9割を木材で再現したという。

小泉孝太郎の写真
立体造型の神・井原弘さんと孝太郎

しかしサボイアは映画の中の架空の存在。劇中でも、全ての設計図は描かれていない。そのため、神・伊原さんは、イメージで補いながら、1000はくだらないパーツを自ら設計し、完成させたのだった。そしてサボイア最大の特徴ともいえる赤色は、理想の“サボイアレッド”を追求するため、塗っては磨くという作業を何度も繰り返し、ようやく現在の色に仕上がったのだという。「めちゃくちゃキレイな赤ですよ。あぁ、イメージ通り!紅の豚のイメージ通りの赤だと思います」と感動する孝太郎。完成を見た宮﨑監督も「美しいですね」と言い、コックピットに乗ったという。

そしてなんと孝太郎にも「お乗りになりますか?」と伊原さん。宮﨑監督についで2番目となるサボイアに搭乗させてもらうことに。サボイア搭乗を堪能する孝太郎。「一言言わせてもらいますね」「飛ばねぇ豚はただの豚だ」と、ポルコの名言をつぶやいた。

「一つの大きなお仕事終えられて、今後の夢だったり目標ってあるんですか?」と孝太郎がたずねると「まだちょっと…放心状態で」という神・伊原さん。「みなさんに、やっぱり見てもらいたい」という思いを語った。

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