カズレーザー 101歳で1500mを完走!超健康スーパーおじいちゃんの健康の秘けつを睡眠学の権威が解き明かす

2025.8.13 19:30
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カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が8月12日に放送された。今回は普段出演者たちの好奇心に応える専門家たちが主役の企画。『研究者がガチでやってみた!真夏の自由研究SP』というテーマで、専門家らが好奇心の赴くまま検証を行った。

ノーベル賞の有力候補と目され、筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構で機構長を務める柳沢正史氏は、日本を代表する睡眠研究の世界的権威。柳沢氏は「やりたいことばっかりです」と言って、なんでもできる今回の企画に目を輝かせる。長年やってみたかったといって挙げたテーマは『元気な100歳はどんな睡眠をとっているのか?』。100歳を超えてなお元気“すぎる”人に密着し、その健康の秘けつを探った。

柳沢氏によると、睡眠の質は体の回復機能に直結するという。そもそも睡眠には、鮮明な夢を見る“レム睡眠”と深く眠る状態の“ノンレム睡眠”の2種類があり、これを交互に繰り返しているとのこと。中でもノンレム睡眠はその深さから、うとうとする『N1』、すやすや眠る『N2』、ぐっすりの『N3』の3段階に分かれ、1番深いN3睡眠の間には成長ホルモンの分泌や細胞の修復など、脳と体の回復に不可欠な働きが行われるため、特に重要だという。しかしN3の割合は年齢をとるごとに減少。回復力の低下につながってしまう。それにもかかわらず、日本には100歳を超えてなお、健康で活力に満ちた方々がいる。その睡眠のプロセスを解明すべく、今回調査が実施された。

調査に協力してくれたのは、宮内義光さん。大正13年(1924年)生まれの御歳101歳。100歳を超えた今も現役の陸上ランナーで、昨年開催された記録会で1500m100歳から104歳の部で1位に輝き、自身が持つ世界記録を20秒更新。これまで獲得したメダルは150個以上で、日本記録・世界記録を更新し続けている。まさに“スーパーおじいちゃん”である。

そんな宮内さんの1日に密着すると、起床は朝5時。起きたらまず、腕立て伏せ30回。その後入念なストレッチで体をほぐしたら、高低差の激しい山道を1時間ウォーキング。この習慣をかれこれ40年間以上続けているそうで、70歳くらいまではウォーキングではなく10kmのランニングであったというと、一同を驚かせる。

朝食を食べたら休むことなくトラクターに乗って畑仕事。黙々と4時間作業し、ご飯はきっちり3食を平らげる。夕方には濃いめにいれた焼酎のお湯割りを欠かさず1杯たしなみ、午後8時頃に39℃のぬるめのお湯で9分入浴。9時には就寝し、翌日また5時に起床する。規則正しく、毎日このルーティンで過ごす宮内さんは、今後の人生の目標について、「マスターズ(陸上)を、あと4年間。105(歳)まで走る。ないんだから、その上(の階級)が。最後まで走り終える、それが目標。それから120(歳)まで生きようと思う」と語った。

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