町中華のオムライスが最高!巡ったお店の数、500軒の“町中華マニア”がおすすめする絶品オムライス3選

2025.7.7 12:45

次に訪れたのは、上板橋駅から徒歩9分の場所にある、閑静な住宅街の中にある『共栄軒』。共栄軒が店を構える板橋区は、112店舗もの町中華が軒を連ねる町中華激戦区。過去には“町中華”が充実していると思う東京23区ランキングで第1位を獲得したことも。町中華激戦区の板橋でひときわ輝く神オムライスとは?

共栄軒のオムライス750円

登場したのは、町中華オムライスには珍しいデミグラスソースのオムライス。一口食べてみると「あぁ〜ありがとうございます!」と、おいしさに思わずお礼を口にする松山さん。「酸味も塩味もあるんですけど 、角が立ってないというか。まろやかな優しい味ですごく食べやすいです」と大絶賛。

『共栄軒』女将・丸山さんの写真
共栄軒の女将・丸山さん

オムライスに使うこだわりのお米は、甘味の強い宮城県産ひとめぼれ。具材となる玉ねぎ、ハム、自家製チャーシューをラードで炒(いた)め、ご飯を加えて、ケチャップ、こしょう、ごま油などで味付け。強火でしっかりと炒めて香ばしい仕上がりに。卵は熱した中華鍋の中で素早くかき混ぜふわとろ食感に仕上げる。そして味の決め手となるデミグラスソースにもおいしさの秘密が。

こだわりのデミグラスソースがたっぷりとかかったオムライス

デミグラスソースにみそを加えることで、甘味やうまみがプラスされ、それがまろやかな味わいを出しているのだという。「結構オムライスいろんなところで食べてるんですけど、トップ3に入る」と大満足の松山さんだった。

続く3軒目は、神奈川県川崎市浜川崎駅から徒歩18分のところにある昭和45年創業の『ミカワヤ』。このお店を偶然ネットで見て気になったという松山さん。入店後は素早くオムライスを注文。カウンターに通されると、「特等席ですよね。ライブビューイングって感じで」と、音楽業界の仕事をしているだけあって鍋をたたく音を楽しむ松山さん。

カウンターならではの楽しみ方が

厨房(ちゅうぼう)の眺めを楽しむ間にオムライスが完成。食べてみると「うまい!」「ほんとにちゃんと炒められたオムライスって感じがして、そこまで味が濃くなくて、全然くどくなくて食べやすいですね」と松山さん。鶏肉・玉ねぎ・ピーマンなどの具材は均等な大きさにカットし、少量の油であげるように炒めている。そこにご飯と少量の卵を加え、材料同士が混ざり合うようにさらに炒めていく。味の決め手となるケチャップにも秘密が。

ミカワヤのオムライス900円

店主の宮さんによると、甘めのケチャップと少し酸味のきいたケチャップの2種類を混ぜているそう。ケチャップ投入後は一気に火力を上げて チキンライスをパラパラに仕上げていく。さらに、卵を中華鍋ではなく専用フライパンで焼いており、宮さんの熟練の技によって絶妙なトロトロの仕上がりになるという。

専用フライパンでトロトロの仕上がりに

「時間が経ってもかたくなってなくて、しっとり感も残ってて、食感も絹のような柔らかさ」とうっとりする松山さん。あっという間に完食し、オムライスにはコーラが合うという松山さんは、「コーラのCMもオムライスにすべきですよね」と力説するのだった。そんな松山さんにスタジオのヒロミと孝太郎も興味津々。「またぜひ松山さん機会あったら追っかけてみてください」と孝太郎。ヒロミが「全部許可どりもしてくれるんだからさ、助かるよね」というと、スタジオは笑いに包まれるのだった。

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写真提供:(C)日テレ

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