カズレーザー 三分の一が過ぎた今年、見逃していた株で成功するチャンス?これから始めて勝てる分野とは
2025.5.8 10:00
カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が6日に放送された。今回のテーマは『トランプショックで日本経済はどうなる? 激動の2025年を乗り切るお金の最新知識』。金融や株式の専門家たちが、投資にまつわる最新知識を紹介した。カリスマ投資家のテスタ氏は、すでに一年の三分の一が過ぎた2025年の上半期を振り返り、この4か月でも勝ち馬に乗れるチャンスはいくつもあったという。上がった株を紹介しつつ、これからの投資で期待できる分野について解説した。
テスタ氏はまず、今年の1月から2月にかけて日本を襲った大寒波について言及。新潟県の一部地域では観測史上最大の積雪を記録するなど、全国さまざまな場所で影響が見られたが、株価にも変化が見られたという。大雪の影響で暖房器具や燃料会社の株が上がったのはもちろんだが、テスタ氏はそこから一歩踏み込み、ごみ袋やポリ袋の製造メーカーに目を付けたとのこと。テスタ氏「雪になったら家で食事する、家で食事する回数も増えるので、やっぱりそうなるとごみも増えますよね」といった予想で、実際に株価の上昇が見られたという。さらに2月から本格的に始まった花粉シーズンについてふれると、マスクの製造メーカーや、空調家電メーカーの株価が上昇したことを紹介。ただそれだけでなく、「関係なさそうなある2つの業種の株が爆上がりしました」とつづける。

テスタ氏の解説を聞き、花粉シーズンの到来で株価が上昇した業種を予想する出演者たち。こがけんが花粉症に効果のある食べ物という切り口で、「皆さんもちょっとご存じかもしれないですけど、例えばヨーグルトを出している、乳製品を出しているところの株価が上がった」と予想すると、「近い!」とテスタ氏は反応し、特に上昇した銘柄は製油会社の“日清オイリオ”だったと回答、「花粉症にはアマニ油を垂らしたヨーグルトが効果的である」という情報がメディアを通じ広まったことが、背景にあるという。また花粉に関係して株価が上昇したもう1つの業種はクリーニング業だといい、服に付いた花粉を家に持ち込みたくないなどの心理から需要が高まり、“白洋舎”をはじめとした会社の株価が上昇したと語った。
さまざまなチャンスが転がっていた2025年上半期だが、これから株を始めた場合、どのような銘柄を買えば可能性があるのか。テスタ氏によれば、4月13日から開催中の大阪万博にヒントがあるという。「万博は、いわば未来を映し出す鏡であって、ここから何がはやるかっていうのを連想できれば、一攫(かく)千金のチャンスだったりしますね」と説明を始めた。