アニメ『WIND BREAKER』蘇枋隼飛の華麗な戦いぶりにファン急増!?「蘇枋沼にはまってもう抜け出せない!」

2024.5.9 17:45

アニメ『WIND BREAKER』第5話「優しい男」が5月8日(水)よる11時からBS日テレにて放送された。本作は、にいさとる原作の人気ヤンキー漫画。週刊少年マガジン公式アプリ『マガジンポケット』人気ランキング首位常連で、単行本は発売即重版連発の超話題作。孤独な不良高校生・桜 遥(さくら はるか)は、ケンカの“てっぺん”を目指して、超不良校として名高い風鈴高校にやってきた。しかし、現在の風鈴は“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられ、街を守る集団に変わっていたことを知る…。

(以下アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆“オリ”の中の戦い

「フウリンを、梅ちゃんごと、俺のものにする」と風鈴高校に乗り込んで来た、獅子頭連・頭取の兎耳山丁子(CV:戸谷菊之介)。ボウフウリンV.S.獅子頭連の“チームをかけたタイマン勝負”が、ついに開幕。

桜たち“ボウフウリン”を笑顔で迎える兎耳山と獅子頭連のメンバー

高架下を抜け、獅子頭連のシマへとやって来る桜 遥(CV:内田雄馬)たち。大きな飲み屋街を進みやって来たのは、兎耳山たちのアジトであるつぶれた映画館・通称『オリ』。獅子頭連のメンバーたちに囲まれる文字通り“檻”の中のような環境下。ステージに上がった兎耳山は楽しそうに叫んだ。「さぁみんな、楽しい、楽しいタイマン勝負の始まりだよ~!」。獅子頭連が盛り上がる中、ボウウフウリン総代・梅宮一(CV:中村悠一)は「いいかお前ら、こんな大事になっちまったが本命はオレと兎耳山のタイマン。お前たちの勝ち負けは勘定には入らない。気楽に行って来い」そう桜たちに言うが、桜は「ふざけんな!勘定に入ろうが入らなかろうが、負ける気なんてさらさらねぇ」と強気な発言。「つくづく頼もしいねぇ」と笑う梅宮だった。

◆第1回戦・杉下VS有馬

最初に手を挙げたのは獅子頭連の有馬雪成(CV:水中雅章)。「俺からやっていいか?さっきからあの長髪がちらちら眼飛ばしてきてうぜぇんだわ」と杉下京太郎(CV:内山昂輝)をにらみつける。ステージに上がる杉下に桜は「お前とはまだ決着ついてねぇんだ。だが、こんなだせぇ奴らに負ける奴とは二度とやりたくねぇ」と伝える。しかし無反応の杉下。「おい聞いてんのかっ!負けんなよって言ってんだよ!」と、桜なりのげきを飛ばすのだった。その不器用な言葉には桜の思いやりを感じる。そして最初の戦いが幕を開けた。

パワータイプ同士の杉下と有馬雪成の1戦目が始まった

観客席にいる楡井秋彦(CV:千葉翔也)のメモに、有馬は“パワータイプで、一撃であばらを数本折ったことがある”という調査があり、心配する楡井。蘇枋隼飛(CV:島﨑信長)は「杉下君も同じようなもんだしいいんじゃない?」と言うと、「いやいや、一緒にするのはかわいそうだ」と梅宮は余裕の笑みを浮かべた。

突然、「おい梅宮!どうしたんだ!」と叫ぶ有馬。その言葉に思わず観客席の梅宮の方を向いてしまった杉下の隙をつき、顔面にパンチをくらわした。有馬は、杉下が梅宮を尊敬している気持ちを利用し、先制攻撃を仕掛けたのだった。しかし、逆に杉下を怒らせ、顔面をつかんで地面に叩きつけ、「梅宮さんだ、バカが」。一撃でのしてしまい、第1回戦は杉下が勝利した。

梅宮をバカにされることが何よりも許せない杉下

兎耳山は意識を失っている有馬を指し、「アレ、片して」。近くにいたメンバーが有馬をステージから落とし、顔を蹴り飛ばした。それを見た桜は「お前ら全員二度と力の絶対信仰なんてほざくんじゃねぇぞ。見てるこっちが恥ずかしいんだよ。雑魚ども」と突っかかる。「桜くん、何言っても無駄だ。こういう子たちは自分がやられないと分からないんだよ」と蘇枋は獅子頭連には理解できないとほほ笑むのだった。

◆第2回戦・蘇枋VS鹿沼

次に戦うのは蘇枋。「ねぇボクちゃん、ストレスすごそうだしちょっと動こうか」と指をかんでいる鹿沼稔(CV:峯田大夢)を挑発。立ち上がった蘇枋は桜に「君がてっぺん獲りに来たと話した時、バカっぽい人が来たなって思った」その言葉に怒りだす桜に「いや、ごめん。もっと空っぽだと思ったんだ。でも、君の言葉や行動には芯がある。そんな君を俺はかっこいいと思ってる。だから君に負けないように俺も頑張るよ」と蘇枋は笑顔でステージに上がっていった。桜が楡井に、“蘇枋はどんな奴だったか”と聞くと、強くて有名ということだけで具体的な例は何もない。梅宮もよく知らなかったが笑顔でこう答えた。「って分かった。あいつは“優しいヤツ”だ」

梅宮いわく“優しいヤツ”の蘇枋
(画像は第2話より引用)

鹿沼は「おまえらのせいで有馬が…」と悔しさをにじませる。有馬と幼い頃からずっと一緒にやってきた鹿沼。「兄弟がやられて怒らないわけないだろう!」そう言って蘇枋に怒りをぶつけるが、蘇枋は「自分が被害者になった時だけわめくなんて、我慢を知らない子どものようだね。辛かったでちゅねぇ。ボクちゃん」そう言いながらも、冷酷な目で鹿沼を見据える。

正面から殴りかかっていく鹿沼を、蘇枋は軽くいなし、一瞬で後ろを取る。「癇癪(かんしゃく)起こしてかわいいで済むのは、せいぜい小学生までだよ。さぁ、俺と一緒に大人の階段上ろうか」そう言い、鹿沼が何度殴りかかっても、カンフーと合気道が混ざったような軽やかな動きで鹿沼を地面に転がす。「大人になるために必要なものなんだと思う?」と余裕の笑みで質問する蘇枋。鹿沼は殴りかかっていくが、蘇枋は鹿沼の手をつかみ叩きつけると…なぜか勝手に転んでいるように見える。「ただの優しいヤツじゃなかったな」と笑う梅宮に「優しさのかけらもねぇだろ。クソ性格悪いじゃねぇか。格下の相手を見世物にして、永遠に差を突き付けられるんだぜ」と桜は蘇枋の戦い方に驚く。柊登馬(CV:鈴木崚汰)は「あいつも獅子頭連の連中を見て思うところがあったんだろう。ここまで感情的になるのは意外だったな」と言うと、梅宮は「そこはほら、あれじゃない。近くにいるやつに引っ張られたみたいだ」と桜の顔を見るのだった。

本気を出した蘇枋と手合わせしたいと言い出した桜
(画像は第2話より引用)

鹿沼が何度殴りかかっても、蘇枋には全く歯が立たない。 “このままでは有馬と同じ目に自分もあう…”そう思った鹿沼は「そんなのありえない~!」と蘇枋に向かっていくが、蹴りを顔面で寸止めされ恐怖におののく。「今君が考えていること当ててあげようか。君が嘲(あざ)笑った人間に君自身ががなるイメージ。それが質問の答え。大人になるために必要なもの。想像力だよ」そう言いながら再び冷徹な目を向ける蘇枋に、鹿沼は恐怖で尻餅をついた。「その想像力を強固なものにするために必要なものってなんだと思う?それはね、想像が現実になること」そう言って構える蘇枋に怯(おび)える鹿沼。

すると獅子頭連・副頭取の十亀条(CV:梅原裕一郎)が「やめやめ。もういいよ。眼帯くんも悪いけど降りてくれる?これ以上恥かかせないでよ。いや、恥にはならないのか。もう仲間じゃないし」そう言い放った。今まで笑顔を見せていた蘇枋は真面目な表情に。「大人になるということは人の思いに寄り添えるということだ。それには想像力と経験がいる。よかったね。階段、一段くらいは上れたんじゃない?」

◆蘇枋の華麗な戦いぶりにファン急増!「蘇枋沼にはまってもう抜け出せない!」

遂に獅子頭連とのタイマン勝負が始まり、蘇枋の強さが明らかに。その華麗な戦いぶりにSNSでは「蘇枋くんやばすぎ。魔性の男感すごい!」「覚醒蘇枋くんかっこいい!!優しい男ね…好き!」「蘇枋沼にはまってもう抜け出せない!」「なんだこの沼な男…どこで止めても美しい」などと、アニメから観始めたファンも蘇枋沼にどっぷりハマっている声が多く上がっていた。また、タイトルの『優しい男』には、「全然優しくなかったよお!いや!逆に優しいのかあ!」「蘇枋の戦い方は表面では卑劣に見えるが、“大人の階段一歩上れたんじゃない?”というセリフで弱いものは引けという暗示をしてたんじゃないかなと思った」などと、蘇枋の“優しさ”についての感想も見られた。

『WIND BREAKER』第6話は5月15日(水)よる11時よりBS日テレ他にて放送予定。

原作: にいさとる「WIND BREAKER」 (講談社「マガジンポケット」連載)
監督: 赤井俊文
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督: 川上大志
音楽: 高橋 諒
制作: CloverWorks

『WIND BREAKER』公式HP
BS日テレアニメにむちゅ~公式HP
TVアニメ公式X 

©にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project

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