市村正親 “75歳の背負い投げ” ドラマスタッフも驚いた豪快アクションの秘密「いつも投げられる方だった」

2024.3.5 17:15

毎週金曜日よる9時からフジテレビ系にて放送中のドラマ『院内警察』。3月1日の第8話では、院内交番室長・横堀仁一(演:市村正親)による豪快なアクションシーンが話題に。普段のほんわかとした雰囲気から一転、鋭い目つきで悪人に見事な背負い投げを決めるその姿に、SNSでは「カッコよすぎるwww」「今週のMVPは間違いなく横堀さん!!」など称賛の声があふれた。市村は1月に75歳の誕生日を迎えたばかり。年齢を感じさせないキレのある動きには、実は学生時代に培ったある経験が生きていた。

本作は実際の病院にも設置されている“院内交番”を舞台にした医療エンターテインメントで、桐谷健太演じる元刑事・武良井治(むらい・おさむ)と瀬戸康史演じる天才外科医・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)を軸に物語が展開する。第8話では“薬の違法販売”を追っていた武良井が捜査中に襲われてピンチに。そこへ颯爽(さっそう)と現れたのが市村演じる横堀だった。

襲いくる悪人の攻撃を華麗にかわし、逆にバッタバッタと敵をなぎ倒していく横堀は、違法販売グループの“ボス”に豪快な背負い投げを決めて身柄を確保。そのまま警察へと引き渡し、事件は無事に解決を見た。普段は優しい声でふわふわとした雰囲気を漂わせている横堀だが、放送後のSNSには「本領発揮の時、すこぶる強かった!!!(驚) 」「話し方優しいのに鬼強くて好きすぎる」「横堀さんのあの勇姿をみたら川本(演:長濱ねる)卒倒もんだね」と、今回ばかりはその“ギャップ”に心打たれた視聴者が多かった。

優しい笑顔と口調が人気の横堀 SNSでは「理想の上司」との声も

市村はこの“背負い投げ”について、第8話の放送に先駆けて行われた取材会見で次のように語っていた。「『市村さん、背負い投げできますか?』ってスタッフさんが言うから、パッとこうやったら周りが『おぉ!』みたいな。中学校のとき2年間、柔道やっていたのでやっぱりすぐ思い出しますよね」

中学時代に経験した柔道が約60年経った今でも体に染み付いていたという市村。背負い投げは柔道における定番技として知られているが、投げる際にうまく相手の重心をずらしてやらないと奇麗に投げることは難しい。劇中での市村は、向かってくる相手の勢いを巧みに利用していたように見えた。

背負い投げを決めたシーン
そのまま腕を取って相手を動けなくするなどキレのある動きを見せた

「(中学時代)僕は投げる方じゃなくて、いつも“投げられる方”だったんですよ。体ちっちゃいからね。投げられる方をやるってことは、投げる気持ちも分かるわけですよ。だから(撮影でも)スッと決まってね。どこで何が役に立つかわかんないなって(笑)」

去年、“役者生活50周年”を迎えた市川。会見の最後には「今後も生涯現役でやれたらいい」と、常に挑戦する姿勢を見せていた。

作中では“枯れ専”川本響子(長濱ねる)との絡みも見どころ
市村いわく「反抗期の子どもに嫌われないような接し方をイメージしている」とのこと

『院内警察』毎週(金)21時~21時58分
出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親 他
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

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画像提供: (C)フジテレビ/共同テレビ

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