「柿食べてるような甘さ」青森県深浦町の環境が育んだ『ふかうら雪人参』 失敗から誕生したきっかけに驚き

2024.3.2 19:00

お笑いコンビ・さや香の新山と石井が3月2日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに青森県西津軽郡深浦町で世界遺産・白神山地が育む極上食材『ふかうら雪人参』を収穫した。

新山は冒頭で「『M-1』出る時に、“優勝したら何の番組出たいですか”(と聞かれたら)、『青空レストラン』ってずっと言ってた」と語るほど番組の大ファンなのだそうで、「その土地のおいしいものを、その土地の食べ方でいただくのを、その魅力を全国の皆さまにお届けするってこんな素敵な番組ないでしょ!」と番組の魅力を力説した。

この日、一行が訪れたのは見渡す限り雪に覆われた銀世界で、石井は「何があんの、こういうとこ?」と発言。一方、宮川は「でも、ここ畑で雪の下に眠ってるにんじんとかそういうのもある」とコメントした。宮川の予想は見事正解で、名人とともに深浦町で20年前から収穫されているという『ふかうら雪人参』の畑へ足を運んだ。

生で食べてもその甘さがはっきりとわかるという『ふかうら雪人参』を、畑で丸かじりした宮川は「うまい!全然違う味の濃さが。柿食べてるみたい。それぐらいの甘さ」とリアクション。新山も目を見開いて「あま〜!」と驚いた。

人参は、雪に覆われた土の中で身を守ろうとデンプンを糖に変化させるため、甘みが増す。名人は人参が凍ってしまわないよう、雪が降る前の11月頃に人参に土を被せるなど工夫をこらし、甘みの強い人参を安定して収穫できるようにしていると語った。

深浦町は白神山地から冷たい風が吹き昼夜の寒暖差が激しい上に、12月頃に雪が降ることから、『ふかうら雪人参』のような越冬野菜を育てるのに適した環境。しかし『ふかうら雪人参』が誕生した背景には、約20年前のとある偶然があったのだとか。

とある偶然から生まれた『ふかうら雪人参』

時名人の農場では主に大根を栽培していたが、その大根の収穫に追われ、雪が積もるまでに人参を収穫できなかったのだという。収穫期を逃してしまった人参だが、名人たちが試しに食べてみたところ一般的な人参よりも甘かったため、『ふかうら雪人参』の栽培がスタートしたそうだ。

さらに『ふかうら雪人参』は一般的な人参に比べて、うまみ成分や免疫力強化が期待できるβカロテンなどが豊富。素材の甘さがわかる『にんじんジュース』を飲んださや香の2人は、口をそろえて「あんま〜!」と絶叫。石井は「思っているのを余裕で超えてきます、甘さが」と驚き、新山も「砂糖とか仕込んでませんよね?」と、ジュースの強い甘みに目を丸くした。宮川も「さわやか。ミックスジュース(みたい)」とコメントし「この寒さ、この雪、この風、この場所がこの味をつくってくれてるんですね」と感心していた。

写真提供:(C)日テレ

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