浅草・雷門に“はてな?”…風神と雷神がまつられているのに、なぜ“風門”じゃない?

2024.2.6 09:15

芸能人が人気スポットを巡りながら100個の疑問をひねり出し、そのすべての疑問に回答するバラエティー番組『100クエスチョン』が2月4日に放送。今回は、年間運行数約600コース、およそ60万人が利用するという『はとバスツアー』で東京の人気スポットを巡りながら次々と疑問を探した。

疑問を探すクエスチョニストとして参加したのは、お笑い芸人の陣内智則、狩野英孝、タレントのゆうちゃみの3人。はとバスに乗って浅草寺に着くと、さっそく「『雷門』ってなんで雷って文字ついているんだろう?」と疑問が浮かぶ。陣内は「神様が雷を落としているイメージあるじゃないですか。神様が宿っている?」と予想。

風神雷神を祀(まつ)った人気フォトスポットの『雷門』。なぜ『雷門』という名称になったのか番組が調査したところ、正式には分かっていないそう。しかし一説によると、いつのころからか雷様だけが人気となり、江戸時代の川柳には『風神の 居候する 雷門』と言われるほど風の神様はかすんでしまい、門の名前まで『雷門』と呼ばれるようになったという。

この一説を受けてスタジオでは、番組MCのアンタッチャブル・山崎弘也が風神を「(お笑いコンビでいうところの)“じゃない方の”神様」とツッコミ。これに同じく番組MCの麒麟・川島明は「元々コンビで売れていたのに…」「ウチのチームは先に風神が売れて、ホームレス風神を書いて」と、自身の漫才コンビの相方である田村裕と風神を重ねてコメント。

続いてクエスチョニストの3人は90店舗が軒を連ねる仲見世商店街へ。陣内からは「雷おこしっていつからあるんですか?」との疑問が。お店で聞いてみるも答えは得られず。「雷おこしはなんで雷?」という疑問が残る。そもそも雷おこしの『おこし』とは揚げた米を砂糖や水あめで固めて作る日本で最も古い歴史を持つお菓子のひとつ。雷門の近くにお店があり、『雷おこし』と名が付いたという説や、1865年の火災で焼失した雷門再建への願いも込められたという説が明かされた。

番組の最後には今回生まれた100個の疑問の中からお宝情報No.1の『グッドギモン賞』が決定。『雷おこしはなんで雷?』が選ばれた。山崎は「当たり前すぎて、なんでかなと思ったこともなかった」とし、川島は「風神のかわいそうさも入っていますからね」と選出理由を明かす。「風雷おこしでもいいのにね」とスタジオの面々は風神に思いをはせていた。

写真提供:(C)日テレ

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