こがけん「なんていい子なんだろう」 家族思いの“長距離チャリ通”高校生”に感動
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お笑いコンビのおいでやすこが・こがけんが、18日放送の『超無敵クラス』に出演。“長距離チャリ通”を続ける家族思いの男子高校生の姿に感動しっぱなしだった。

番組では『超無敵チャリ通ジャーニー』の第11弾を放送。はるか遠くの学校を目指し、とんでもない長距離を毎日チャリで疾走する生徒に密着。過酷な通学路やチャリ通を続ける理由に迫り、応援する青春ドキュメント企画。今回は、宮崎県宮崎市に住む高校生2年生の小野寺壱成さんに密着した。

学校へ向け、自宅付近からスタートすると、まず小野寺さんおすすめの絶景スポットへ。木々を抜け、目の前に広がるのは朝日に照らされた大海原。あまりのきれいな景色にかまいたちの山内健司が思わず「新海誠や!」とつぶやくほど。
そして学校までの道のりに待ち受けていたのは3つの激坂。急カーブ、傾斜のキツい坂を乗り越え、片道約28㎞の道のりを完走して学校に到着。取材当日は体育祭だった小野寺さん。その後、部活動を終え再び家までの長旅がスタート。
帰り道にも立ちふさがる約2㎞続く長い坂。その後、「会いたい人がいる」と小野寺さんが向かったのは、弟が所属する地元のサッカークラブの練習場所。弟の練習を見て帰るのが日課だといい、プロサッカー選手を夢見る才能あふれる弟に対し、中学からサッカーの名門学校に通ってもらいたいと語る小野寺さん。「家族みんなで応援して、みんなで支援して、(名門校で)輝いてプロに行ってほしい」と夢を明かし、自分で貯めたお金でスパイクをプレゼントするなど弟思いの一面をのぞかせた。
そんな家族思いの小野寺さん。“長距離チャリ通”を続ける理由について「母子家庭で、3人(兄弟)をたった一人で育てていて。寮に入るっていう選択肢もあるんだけど、寮費がかかってしまって、(チャリ通は)キツくてやめようかなっていう思いもあったんだけど、お母さんのこと考えたら自分たちより負担してるし、ちょっとでも支えてもらってるお母さんに恩返ししたいなと思って。その思いでずっとがんばってこられている」と家計を支える母親に負担をかけたくないと“チャリ通”を決意した思いを語った。
さらに、「毎日お母さんがお弁当を作ってくれているので、朝早く起きて。それに比べたら自転車で行くことなんかちっぽけなことなんだなと思って」とコメント。そして弟の練習場にいた母親を前に「俺ら(3兄弟)に甘えて、お母さんはゆっくり体を休めてほしいな」と健康を気づかう小野寺さん。母親も「本当にやさしいなって。子どもに恵まれたなって思います」と思わず涙を流すシーンもあった。
復路約25㎞。合計約53㎞の長距離チャリ通を続けている小野寺さんにスタジオゲストの板垣は「なんていい子なんだろうって思いました。自分じゃなくて家族のこと考えられるのが素晴らしいなと思いました」とコメント。そして、お笑い芸人のこがけんも「めちゃくちゃ感動したっていうか途中から本当にちょっと泣きそうになっちゃって、こんな素晴らしい息子に育って、“もうたまらんなあ”って思いましたね」と終始、感動しっぱなしだった。
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