『AKIBA LOST』点と点が線に繋がった時に見えてくる別の物語「すごく引き込まれた」 【田辺桃子 独自インタビュー】
現在日本テレビにて放送中のドラマ『AKIBA LOST』で、ゲーム配信者・倉橋佑季美役を演じている田辺桃子にインタビュー。ゲームと連動するドラマの見どころから、共演者のMINA(East Of Eden)が、演じている役柄にそっくりなことなど話を聞いた。
【AKIBA LOST】
日本ゲーム大賞2025「フューチャー部門」を受賞した注目の長編実写ゲーム『AKIBA LOST』。本作品の制作において、キャラクターやストーリーを深めるために制作されたドラマ版『AKIBA LOST』が現在放送中。13年前、秋葉原で6人の少女が姿を消した未解決事件――通称「アキバの神隠し」。かつて“天才クリエイター”と呼ばれた新城大輝(北山宏光)が、その事件を題材にした新作ゲーム『AKIBA LOST』を発表。それを機に、再び不可解な失踪事件が起こり始めるクライムサスペンス。

|表面的なゲームの世界だけではない
――今作はゲームと連動するドラマですが、田辺さんがおもしろいと感じる見どころを教えてください。
田辺:ドラマだけで言うと、ゲーム会社にフォーカスした作品というのが(これまで)あまりなかった印象でした。今回、実際のゲーム会社とコラボして制作の段階から入っていただいたので、作品の色味とかライティング、冒頭のアニメーションやCGもこだわっていると思います。表面的なゲームの世界というわけではなく、映画でよく出てくるような重厚感もあるし、ゲームの宇宙っぽい感じが、うまく本編の中で現実の世界と掛け合わさっています。その映像はリアルと、リアルじゃないゲームの世界がうまく掛け合わさっていて、なかなかないドラマになっていると思います。
――ストーリーの見どころは?
田辺:ゲームだったものが現実で事件になり、自分たちも次々と巻き込まれていくのが、どれが現実なのか分からなくなっていくような、引き込まれる要素があります。実際に販売されるゲームに対しての伏線もあれば、ゲームをやっていてドラマに対する伏線もあって、「これってどういう意味だったんだろう?」っていう見せ方がたくさん詰まっています。ファンタジー要素もありつつ、クライムサスペンスでもあるのが、台本を読んでいておもしろかったポイントでした!
――考察しながら見ていただきたいですね。
田辺:女の子が6人出てくるんですけど、それぞれに抱えてる問題・秘密・トラウマがあって、それがなぜか繋(つな)がりあっていく。最後の最後で、点と点が全部線に繋がった時に見えてくる別の物語に、すごく引き込まれた部分があります。
――田辺さんが演じる役柄について教えてください。
田辺:佑季美は、北山さん演じる新城さんのゲーム会社でデザイナーとして働いている一方で、家に帰ってからはゲーム配信者として活動しているという設定です。ゲーム配信者というキャラクターを今までやったことがなかったので、自分にとっても新しいジャンルでした。ゲーム実況は見たことがあって好きなんですけど、自分がやることがなかったので、新しい感覚でもありました。

田辺:もともと新城さんたちと同じゲーム制作側の人間だったのが、なぜか実写ゲームに参加するという。その二面性というか、会社の中で見ている景色となんでそこに参加することになったのかという部分、そこの強い縁が、佑季美はキーワードになってくるんじゃないかなと思いました。
|“ゲームを作る”ことに対する情熱
――ゲームも同時に撮影されていたと思いますが、ゲームについてはいかがでしたか?
田辺:今回参加して“ゲームを作る”ことに対する情熱・熱さ、いかにストーリー性を持って作られているかを、実際に(制作の方と)お話している中、自分が演じる中で痛感したので、ゲームに対する見方がすごく変わりました。
田辺:今回“選択する”ということがテーマになっています。いろんな選択肢によってゴールがどんどん変わっていくので、それだけのストーリーを自分たちが作っていくので、「こうやって考えられて、ここで伏線が繋がっていくんだ」というのは、(ゲームもドラマも)どっちを見ても楽しめる要素が強いんじゃないかと思います。

――今回、登場する6人の女性たちの中で、推しのキャラクターはいますか?
田辺:MINAちゃんが演じている、コスプレイヤーの若菜です!MINAちゃんの素もほぼ若菜なんです(笑) コスプレが自分の戦闘服になっていて、キャラクター性も、自分のことを大事にしててちょっと天然なところもめちゃくちゃかわいいし。(小栗有以演じるここねに続いて)2人目のアイドルっていうくらい、しゃべり方とか、アニメのキャラクターみたいな雰囲気がありました。私自身は佑季美と全く違うので、すごく素敵だなと思いました。
――MINAさんとは現場でどんなお話をされましたか?
田辺:MINAちゃんは今回主題歌を担当してくれている『East Of Eden』のベーシストで、ベースを弾いてる姿は、ふわっとした雰囲気から一気にガラッと変わってかっこよくて!「音楽やってる時どういう瞬間が楽しい?」とか、逆にお芝居は初めてだったので、私が普段感じることとか、違う世界にいる者同士でお話していました。

|はじめの一歩を踏み出したくても…
――主人公の新城は過去にとらわれて悩む役柄ですが、田辺さん自身、最近何か些細(ささい)な悩みはありますか?
田辺:新しいことをやる時に、はじめの一歩が重くて…。それこそ楽器とか、ジムとか継続してやっていきたいなと思った時に、詳しい人がいないとできないタイプなんです。なんとなく始めたら絶対続かないから、そのはじめの一歩をもっと気軽に踏み出せるようになりたいです。長期的なものに対しては億劫(おっくう)になりがちなので、そこは悩みですね。
――ドラマでは未解決事件を描いていますが、田辺さんご自身の中での“未解決な事件”はありますか?
田辺:球技が苦手なんですけど、作品で球技を扱う選手の役とか、何かのタイミングで球技に触れざるを得ない時があって…。指導してくださる方も皆さんエキスパートなので、その時はできるんですけど、時間が経つと元に戻ってて。中学生の頃からいまだに球技が得意になれないので、それはまだ解決してないです(笑)
――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
田辺:もちろん映像だけ見ても、世界観を十分楽しんでもらえると思うんですけど、ファンタジーに溶け込んだサスペンスが、(見ていて)ゾクゾクします。点と点が少しずつ集まって見えてきて、別の世界があるっていうのが、最大のおもしろさになっていると思います。見ている方にも「自分だったらどっちを選んでいくかな」という選択を考えながら、ゲームを進めていくように楽しんでもらえたらうれしいです!

ドラマ『AKIBA LOST』日本テレビにて放送中
毎週火曜24:59~25:29(関東ローカル)
TVer・Huluにて各話放送後に順次配信中
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長編実写ゲーム『AKIBA LOST』2026年9月17日(木)発売
「AKIBA LOST スペシャルコレクションボックス」販売価格:19,580円(税込)
収録内容:
・ゲームソフト(Nintendo Switch™ or Nintendo Switch™ 2 or Playstation®5)
・AKIBA LOSTスペシャルフォトアートブック(200ページ)
・特典メイキング映像DVD
・ゲーム内デジタルアイテム ダウンロードコード
・デジタルサウンドトラック
・メインビジュアルステッカー
・シロサワゲームズステッカー
《予約ページ》

通常パッケージ版
販売価格:6,480円(税込)
《予約ページ》
ダウンロード版
販売価格:5,500円(税込)
予約開始:各プラットフォームで随時予約開始
【田辺桃子(たなべ・ももこ)Profile】
1999年神奈川県生まれ。子役としてデビュー後、雑誌『Seventeen』専属モデルを経て、ドラマ『お迎え渋谷くん』(’24)、ドラマ『推しの殺人』(’25)、映画『先生の白い嘘』(’24)など多数の作品で活躍。映画『君が最後に遺した歌』2026年3月20日公開、映画『鬼の花嫁』2026年3月27日公開。











