ダブルヒガシ・大東翔生「エグいスベり」 デニス植野の持ちネタを盛り上げようとするも、周りから東京の芸人がいなくなる理由とは
お笑いコンビ・ダブルヒガシの大東翔生が、11月10日の『大悟の芸人領収書』に出演。東京・大阪のお笑い文化の違いを語った。
今回の放送内容は、『よしもと漫才劇場東京vs大阪SP』。東西の若手実力派芸人が集結し、『芸人の振る舞いとしてカッコイイのは東京?大阪?』というテーマで議論した。
この日、大阪勢の大東が提出したのは、2万1610円の領収書。なんでも、東京芸人と大阪芸人が合同で行うイベントの前日、気合を入れて夜中にサウナに行ったときの領収書だそうだ。
大東がイベントで感じたのは、“東京の芸人と大阪の芸人の文化の違い”。大東によると、イベントに出演したお笑いコンビ・デニスの植野行雄が、若手にあまり受け入れられていない様子だったという。そこで、大阪に縁のある仲間内でウケるノリを考え、イベントで実践してみた。
植野といえば、ニット帽をかぶって「『ホームアローン』の泥棒です」と言うギャグで知られる。話し合いの結果、植野がこのギャグを行ったら周囲が「『ホームアローン』の泥棒ちゃうやんけ」とツッコんで植野を取り囲み、別の帽子を植野にかぶせて囲みを解除、再度植野に「『ホームアローン』の~」とやらせる、という展開になった。
当時を振り返り、大東は「非常に危険なノリ」と述懐。実際「エグいスベり」だったそうで、スベりすぎてネットニュースになるほどだった。スタジオに実際の写真が登場すると、植野の後ろで大笑いする大東が写っていた。大東がいうには、この大笑いはスベッているけれど盛り上げるために行ったものだそうだ。

ここで、MCの大悟は、「今のお客さん、もともとの『ホームアローン』の泥棒知らん可能性もあるよ」と指摘した。大東としてもそれは重々承知だったのだが、「でも、もう腹括ってるんです、僕らは」と力を込めた。
というのも、大東にいわせれば、大阪には“団体”で笑いをつくる文化があるのだそうだ。一方で、東京は“個”で笑いを取りたい文化のよう。イベントで植野のくだりをやってみると、この差が如実に出たのだという。











