桝太一 研究者になって3年「0から1を作る仕事がしたい」…アナウンサー退職に至った経緯を明かす

2025.11.4 09:30
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桝太一の写真

研究者でキャスターの桝太一(44)が11月1日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。2022年に日本テレビを退局してからは、研究者に転身した桝。今回ロンドンを訪問し、研究の道を志した経緯と、研究にかける情熱を語った。

桝はアナウンサー時代を振り返ると、「すごいですよ、アナウンサーっていう仕事の刺激的な多彩さっていうのは」と、楽しそうに話す。バラエティー番組に出演したり、ガラパゴス諸島からの生中継を経験させてもらうなど、「アナウンサー冥利(みょうり)に尽きる」と、そのやりがいを語った。しかし2022年に16年間務めた日本テレビを退局。アナウンサーという職を、自ら辞した。

仕事を辞めた経緯について、桝は「結構アナウンサーって僕は、もらうことが多い立場だと感じていたんですよ」と話し始めた。「これは誤解を生むかもしれませんけど…」と前置きをしたうえで、「現場のリポートにしたって、誰かの感動を受け取って、そのバトンをつなぐという感覚だったんですよね。それがすごい大事なことは分かっています。ものすごい価値のある仕事だっていう考えは、今でも変わらない。でも僕がずっと研究者に憧れていた理由って、0から1を作れるからなんですよね」と語った。

「心のどっかでこの、0から1っていうところに消えない憧れがあったんだと思う」という桝。まだ世界でだれも答えをもたない問に挑む研究者への憧れを、大学卒業後も持ちつづけていた。そんな折、自分だからこそできる研究のテーマを見つけたという。

「自分がアナウンサーとして貴重な経験を積ませてもらったこの経験を無駄にしないで、次に自分が0から1で誰かに渡せるバトンって何だろうって思った時に、“科学(サイエンス)コミュニケーション”、科学を伝えるっていう意味で、今まで誰もやったことのないような立場でっていうのが、意識に表れた」と、桝は自身の研究について語り始めた。

桝太一の写真
ロンドン市内、ホーニマン博物館にて
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