森香澄「30代になってから、特に内側からケアを」生理で悩んだ経験から、婦人科受診の重要性を啓発

2025.10.17 13:15
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森香澄の写真

2025年10月15日(水)から、婦人科へ相談することの重要性を啓発する「~あなたの答えがきっと見つかる~生理の悩み相談しようプロジェクト」がツムラによって始動する。これは、自分に合った生理の悩みの対策方法を見つけてもらうためのプロジェクトとなっており、プロジェクト発足にあたって、生理で悩んだ経験がある森香澄がイベントに登壇した。

森香澄と九州大学大学院医学研究院の加藤聖子先生の写真

◆生理前や生理中の不調・症状を対処していない女性は75.8% 森香澄も共感する「あたりまえ問題」

2025年8月にツムラが19~34歳の女性を対象に実施した、「月経前・月経中の症状に関する対処法実態調査」(*1)によると、生理前(*2)や生理中の不調・症状を「あたりまえ」と思って「対処」をしなかった経験がある人は、全体の75.8%にも及ぶことが分かった。生理によってメンタルが少し不安定になったり、腹痛を感じていたという森香澄は、「30歳になったので、最近は自分の身体を把握することを大事にしていることもあり、メ ンタルは落ち着いています。ただ、20代や会社員の頃は生理の悩みは体調不良じゃない、と思いこんで、周りに相談せずに抱えていたこともあります」と語った。

それに対し、九州大学大学院医学研究院の加藤聖子先生は「毎月のことだからとの理由で、生理に伴う不調に適切な対処を行わずにいると、場合によっては症状が悪化してしまうことや生理に伴う症状での悩みの中には、病気が隠れている場合があります。早期に相談してもらうことが大事です」と対処をしないことの危険性を伝えた。

九州大学大学院医学研究院の加藤聖子先生の写真

◆森香澄「対処方法が分かったことで安心しました」婦人科受診の重要性

また、森香澄は「20代前半の頃は、生理に伴う症状や不調で婦人科を受診することは“病気じゃない”と思って後回しになってしまっていました。ただ、婦人科検診を受けた時に先生に相談してみたら“ストレスですよ”と先生からお話を受けて、原因が分かったことで落ち着いたり、対処方法が分かったことで安心しました」と話した。

加藤先生は「特に20代女性は、婦人科に行くことを躊躇(ちゅうちょ)してしまう方も少なくありません。やはり、産婦人科と聞くと“お産をする場所”というイメージも持たれるかとおもいますが、その前に自分の身体と向き合うことが大事です。生理痛だけでなく、月経周期の短い、長いや、生理前のイライラ感、不安感などが生活に影響を及ぼしている方もいます。ライフステージごとに起こり得る不調もさまざまあり、その人の体質、症状に合わせて様々な治療の選択肢があるので、少しでも不調を感じたら、まずは婦人科に相談してほしいです」と婦人科受診の重要性を語った。

森香澄の写真

◆森香澄“今年中に一歩踏み出したいこと”は「インナービューティーの勉強」

森はプロジェクトサイトにある『漢方からみた体質タイプチェック』を体験し、森の体質タイプは「瘀血」(おけつ)タイプと出た。それに対し、加藤先生は「瘀血は女性にとても多く、血の巡りが悪くなるため、手先が冷えたりのぼせたり、月経痛が出やすくなったり、皮膚にもシミなどがでるとも言われています」と森が持つ健康リスクについて説明した。

森香澄の写真

それに対し、森は「体質によって処方されるものが違うということだったので、より医療機関へ行った方が良いかなと思いました」と意識の変化を語った。また、生理の不調をあたりまえと思わずに“一歩踏み出してみることが重要”というメッセージにちなみ、“今年中に一歩踏み出したいこと”を聞いたところ、森は「インナービューティーの勉強」と回答。

そして、「30代になってから、特に内側からケアを行わないといけないな、と思うことが増えました。体力には自信があるほうですが、例えば早朝からのお仕事の日が続くと体調に不安を覚えたり…なので食材や食事法、自炊など、勉強も含めて頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

◆生理の悩みがあれば早期受診・相談することが重要

九州大学大学院医学研究院の加藤聖子先生の写真

本発表会では、加藤聖子先生が「若年女性が月経関連症状で早期から婦人科へ相談する意義」と題し、解説を行った。加藤先生は「特に20代女性は生理と長く付き合っていくことになるため、妊娠の希望有無に関わらず、病気の早期発見や、ライフステージの変化に関わらず自分らしく生きていくためにも、悩みがあれば早い段階で医療機関を受診することが大切です」というメッセージを送った。

(*1)調査概要 調査名:月経前・月経中の症状に関する対処法実態調査
調査主体:株式会社ツムラ
調査実施会社:QO株式会社
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国の19〜34歳女性
サンプル数:800サンプル
※各性年代 100サンプルずつ均等回収し、人口構成比に合わせたウエイトバック集計を実施
調査日:2025年8月15日(金)〜2025年8月17日(日)
結果数値は小数点第2位で四捨五入しているため、内訳の足し上げが計と一致しない場合もあり

(*2)本リリースでは生理開始3〜10日前を生理前とする

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