自作ゲームを大阪・関西万博に出展し夢をかなえた神!世界が認めるインディーゲームの神が作ったゲームに、ヒロミも大熱狂

2025.10.1 09:45
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ヒロミの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が9月27日に放送。インディーゲームの神が作ったゲームに2人が大熱狂した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。昨年、東京ビッグサイトで行われた『アミューズメント エキスポ 2024』で声をかけた男性にとっての神は、インディーゲームを作っている千田泰宏さん。「GDCとか、ゲームの有名な展示会とかあるじゃないですか。ああいうのに呼ばれて行ったりとか」と、神の凄さを語る男性。

インディーゲームの神・千田泰宏さん

“GDC(Game Developers Conference)”とは毎年3月にサンフランシスコで行われる世界最大級のゲームイベント。世界中のゲーム開発者が集まるこのイベントには日本を代表するゲーム『ファイナルファンタジー』など数多くの作品も参加。

このイベントで毎年注目される部門が『alt.ctrl.GDC』。この部門の特徴は一風変わったコントローラーが使用されること。過去の作品を見てみると、うんちを取りながら進むレーシングゲームはハンドルがトイレのすっぽん(ラバーカップ)。ゾンビを倒すアクションゲームでは、ゾンビの顔そのものがコントローラーに。これらのゲームは大手ゲーム会社ではなく個人で作られたゲームで、通称インディーゲームと呼ばれている。このユニークな部門に出展を許されるのは、世界中の応募の中から選ばれたわずか20 作品。そんな狭き門の中、2024年に千田さんのコーラを振るゲーム『JET Cola(ジェットコーラ)』が出展され、絶大な盛り上がりを見せた。

千田さんの開発したコーラをふるゲーム『ジェットコーラ』

そんな世界から注目されるユニークなゲームを作る神とは一体?さっそくスタッフは、自宅兼作業場にお邪魔した。にこやかに出迎えてくれる千田さん。自宅の一室には『ジェットコーラ』の本体が!ボトルのコントローラーを10秒間一生懸命振ると、画面に映し出されたボトルが宇宙に向かって飛んでいき、どこまで飛ぶかを競うゲーム。恥を忘れて縦に大きく早く何回も振るのがコツだという。千田さんが認定している世界チャンピオンは17万点の記録があり、1発で海王星まで飛ばす人が台湾にいるという。スタッフが挑戦してみると…なんと、ボーナスタイムが何回も繰り返されるラッキーが重なり、20万点越えをたたきだし太陽系を突破!まさかの世界記録を樹立してしまった。

世界記録を樹立してしまったスタッフ

千田さんは大学卒業後、映像演出などを手がける会社に入社。映像演出とは、歌番組やコンサートなどで、モニターを使って会場を盛り上げる仕事。千田さんは映像の製作からオペレーションまでマルチにこなし、さらにソフトウェアの開発までも携わっていた。そんな千田さんが、エンターテインメントの世界を志すきっかけは1985年に開催された国際科学技術博覧会(つくば万博)。万博への憧れからコンサート演出というやりがいのある仕事を行ってきた千田さんに、今から2年前ある転機が訪れる。

ゲーム作りをする千田さん

万博への熱い愛情を語る千田さんに、会社の友人から「あなたは万博を見に行く人ではなく、出る人なんじゃないか」と言われたという。その言葉にはっとした千田さんは、「そうか!その手があるのか」と、万博に自分のゲームを出展するという夢をかなえるため24年間勤めた会社を退職。そして新たに作ったゲームが『KICK AND LOUD (キックアンドラウド)』だ。

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