靴フェチ・ヘブイ(CV.松岡禎丞)の隠された過去が明らかに!SNS「靴にこだわるようになったきっかけが悲しい」 アニメ『俺自販機』第11話

9月10日にTOKYO MXで放送されたアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd Season』第11話「灼熱の砂漠へ」では、灼熱の砂階層を舞台に、ヘブイの隠された過去が明かされる重要なエピソードとなった。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
|灼熱の砂階層での再会
物語は、ヘブイの突然の離脱を受けて灼熱の砂階層へ向かったハッコンとラッミス、シュイの姿から始まる。猛烈な暑さに苦しむ一行だったが、ハッコンの保冷機能で涼みながら、ラッミスはハッコンがプレゼントしたマントを着てハンター協会に向かった。
ハンター協会では散り散りになっていたメンバーの一人、ミシュエルとの再会が実現。一人でこの階層に飛ばされながらも魔物の群れから集落を守っていたという。ミシュエルは「師匠に来ていただいて助かりました。気を抜く暇もなく、緊張の日々で胃が、胃がっ」とコミュ障は改善されておらず、やつれている様子を見せた。

灼熱の会長からは「よく来たなっ!歓迎するぞ!」と声をかけられ、魔物の襲撃の際、指揮官らしき人物を捕縛したという情報を得た。さらにこの暑さでオアシスの水が減っているとのことで、ハッコンの冷たい飲み物が飛ぶように売れていく様子が描かれた。

|ヘブイの悲しい過去
ハッコンとラッミスは『疲れ知らずの神足』が売られていた魔道具屋を訪れる。灼熱の会長と大手商会スオリからの紹介状を見せ、靴を売りに来たのはタシテと呼ばれるハンターだという情報を手に入れる。
翌朝、シュイとヘブイの言い争う声を聞きつけ、ハッコンたちが駆けつけると、「何で、一人で抱え込もうとするっすかっ!曲がりなりにも仲間じゃないっすか!」「頼りないかもしれないっすけど、話して欲しかった…そしたら、もっと違った未来があったかもしれないじゃないっすか…」というシュイの悲しい叫び声が響く。

その思いを聞いたヘブイは壮絶な過去を話し始める。幼馴染と共にハンターをしていたヘブイが、『疲れ知らずの神足』を幼馴染に誕生日プレゼントとして贈ったこと。そしてその幼馴染が盗賊に襲(おそ)われ、大切な靴を奪うために足首から先を切り落とされて殺されてしまったという悲劇。「斧か何かで、無理やり切り落とされたのでしょう。幼馴染は大切な靴だからといってきつく紐を絞めていたので、奪う際に解けなかったようです」とその残酷さがヘブイの表情から伝わってきた。
「聖職者でありながら、復讐(ふくしゅう)のことだけを考えて今まで生きながらえてきました。ケリオイル団長たちに偉そうなことを言っておきながら情けない話です」と気持ちを打ち明けると、シュイが「もう、嘘(うそ)も秘密もいらない!手伝ってほしいなら、事情を話して手伝ってくださいって頼めばいいだけの話でしょ!」「だから、勝手に迷惑だとかこっちの考えを代弁するのはやめて欲しいっす!」と熱い思いをぶつけ、全員でその盗賊・タシテを探すことになった。

|因縁の相手との対面
ヒュールミが持ってきた魔道具と、ハッコンの保冷機能、キコユの冷気を操る能力で、灼熱の砂漠を越えて辿り着いた砂漠の柱では、因縁の相手タシテと対面。「あの女、これは大切な人からもらった靴だから絶対に渡さない、とかほざきやがって。ムカついたから、足を切り落としてやったぜ」というタシテの言葉に、ヘブイの表情が狂気の笑みに変わる。

「やっと、私の目的が果たせそうです。何年も待ち望んでいた瞬間は、こんなにも簡単に呆気(あっけ)なく訪れるものなのですね……」「泣いて許しを請おうが、激痛に喚こうが、貴方が悔い改めようが……確実に殺します」というヘブイの宣言で第11話は終幕を迎えた。
SNSではヘブイの過去について「靴変態にも悲しき過去」「靴にこだわるようになったきっかけが悲しかった…」という声が上がった。さらに「シュイが想いをぶちまけるシーン最高」と仲間のことを思い気持ちを伝えたシュイのシーンに対しても称賛の声が上がった。
TVアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2nd season』
TOKYO MX 毎週水曜22:00~
BS日テレ 毎週木曜23:00~
AT-X 毎週木曜23:30~ (※リピート放送:毎週(月)11:30~、毎週(水)17:30~)
〈配信〉
7月2日(水)より最速配信
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