アニメ『薬屋のひとりごと』45話 楼蘭こと“子翠”の悲しい生い立ち、そして衝撃のラストに視聴者騒然「悲劇のヒロインすぎ」

2025.8.23 14:15
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2025年6月6日に放送されたアニメ『薬屋のひとりごと』の第45話『蟇盆』の内容について知りたい方必見。ラストシーンにSNS反応も。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
2025年6月6日に放送されたアニメ『薬屋のひとりごと』の第45話『蟇盆』。神美の命により、猫猫は不老の薬を作る日々を送っていた。ある日、猫猫を逃がすために響迂が策を講じるも、早々に見張りに見つかってしまう。騒ぎを聞きつけた翠苓が仲裁に入り、事なきを得たと安堵していたそのとき、神美が現れ場の空気は一変。猫猫、響迂、翠苓、そして見張り役の誰をいたぶろうかと楽しむ神美の様子に腹を立てた猫猫は、思わずある言葉を口にしてしまう。怒り狂った神美は、猫猫を拷問部屋へ連れていくよう命令する。

◆猛毒の虫たちの中に放り込まれる拷問「蟇盆」を受ける猫猫だが…

砦に囚われた猫猫は引き続き、神美の依頼で不老不死の薬を作っていたが、もちろんそんなものは作れるわけもなく、日にちだけが経ってしまう。そんなある日、響迂がおとりになって猫猫を逃がそうとするが、見張りに見つかってしまう。翠苓が間に入り、お咎めなしで水に流そうとするが、そこに神美が現れる。

猫猫、響迂、翠苓、見張りの誰をいたぶろうかと楽しむ神美の様子に腹を立てた猫猫は、「私がこの子どもに砦から逃がすように頼みました」と罪をかぶり、猛毒の虫や蛇たちの中に放り込まれる拷問「蟇盆(たいぼん)」を受けることになる。

しかし、見張りが地下牢の猫猫の様子を見にいくと、彼女はかんざしで蛇をさばき、松明で焼いて食べていたのだった。

◆「子翠」こと楼蘭妃が見せた重すぎる覚悟

見張りは「もうすぐ討伐軍が来る」といって猫猫を牢屋から逃し、「地下には火薬庫があるから反対側から逃げるように」と告げられる。しかし、猫猫は見張りの忠告を無視し、火薬庫に向かう。地下に続く階段に降りると、そこでは見張りが言っていた通り、多くの男たちが火薬作りを行なっていた。するとそこに、子翠こと楼蘭が現れた。彼女は男たちに大量の銀貨を与えると、なんと手に持っていた松明を火薬に向かって投げ込んだのだ。砦は爆発し、大炎上。猫猫は楼蘭を連れて逃げようとするが、楼蘭は「まだやることがある」といい、どこかに向かう。

自分の後をつけてきた猫猫に、楼蘭は自らの出自を語り出す。神美から大切にされているように見える楼蘭だが、楼蘭は神美が先帝への復讐のために生んだ子で、本当の子どものような愛情を持たれてはおらず、化粧をしていない時は楼蘭と認識されていなかったことや、翠苓の祖母が先帝の最初の犠牲者で、産んだ子どもと引き離された女官・大宝であり、翠苓には皇族の血が流れていることなどを打ち明ける。

その話を聞いた猫猫は、逡巡した上で「子翠」と呼びかける。にこやかに返事をした子翠は、猫猫に見せたいものがあるといい、部屋の扉を開ける。そこには、冷たくなった響迂ら子ども達の遺体があった。

子翠は「反乱が発覚した今、子ども達も含めて、一族郎党皆殺しにされるのは避けられない」からと、子ども達の将来を案じて、自分が薬を飲ませたのだと自白する。猫猫は怒りを押し殺し、子翠に正対するのだった。

SNS上では「楼蘭の笑顔が切なすぎる」「辛過ぎる展開」と、重厚なストーリー展開に唸っていた様子だった。

アニメ『薬屋のひとりごと』は各種配信プラットフォームで配信中
公式HPはこちらから

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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