TVアニメ『薬屋のひとりごと』壬氏役・大塚剛央「壬氏は猫猫が行くところ、どこにでも行きますから（笑）」茨城県で開催中のスタンプラリーに挑戦

茨城県で開催されているTVアニメ『薬屋のひとりごと』とのコラボスタンプラリー『IBARAKI is Blossoming 薬屋の巡遊録』を、壬氏役・大塚剛央が体験。スタンプを集めながら茨城の魅力を堪能した。

♦伝統工芸・「結城紬」を体験

旅の始まりは、「結城市観光物産センター」。入口に貼られたスタンプラリーのポスターを見て、「壬氏と一緒に旅している気分ですね」と微笑む大塚。さっそく、スタンプ台紙を手にして壬氏の描かれたスタンプを押すと、「結城紬を手にした壬氏！細部まで丁寧に描かれていますね」と目を輝かせた。

その後訪れた旧呉服店をリノベーションしたシェアスペース「yuinowa」では、壬氏をイメージした濃紺の羽織（はおり）をレンタル。明治初期から大正時代にかけて建てられた見世蔵（店舗として利用した土蔵）の結城の街並みを歩き「羽織を着て、結城の街を歩くのは、とても風情がありました。日本の方だけでなく、海外の方にもぜひ体験してほしいですね」と満足した様子。

さらに、伝統工芸・結城紬の街ならではの体験施設「つむぎの館」も訪問。

機織り体験では、一本一本の糸を丁寧に織り込みながら、真剣な表情でシャトルを動かす姿も。大塚は「実際に自分で機織り体験をしてみて、改めて細やかで繊細な作業だと実感しました。こういった体験が、結城紬や伝統工芸に興味を抱くきっかけになると思うし、やはり、自分で織ると愛着が湧きますね」と、自ら織ったコースターを大切そうに撫でていた。

♦地元食材をふんだんに使用したみそ鍋に舌鼓「概念が変わりました！」

昼食に立ち寄ったのは、築90年以上の古民家をリノベーションした宿泊施設「HOTEL(TEN)」。そこで大塚が味わったのは茨城の特産品がまるごと食べられる鍋。茨城産の銘柄豚「ローズポーク」と生産量全国1位の白菜を、結城市にある秋葉麹味噌醸造の「つむぎ味噌」で味付けしたみそ鍋。

ふたを開けた瞬間、大塚は「うわ！おいしそう」と満面の笑み。「お肉はジューシーで柔らかくて、旨味がたっぷり。みその香りが立ち、お肉と野菜をうまくまとめていて本当にとてもおいしい。みそ鍋の概念が変わりました！」と、〆のうどんまで味わっていた。

♦筑波山の中腹でホッと一息

次に訪れたのは、筑波山の中腹にあり、約1000本もの梅林が望める「筑波山おもてなし館」。

ここにはスタンプの絵柄と同じ、もみじを手にした壬氏のキャラクターパネルもあり、大塚は「かわいい！」とテンションが上がった様子。サインを書く様子もあった。

カフェスペースで窓から木々を眺めつつ、コーヒーを飲みながら今まで押したスタンプを見返しながら、「こちらは筑波山周辺の観光案内の情報も充実していて、散策の拠点にピッタリですね。森の地形や樹木を生かしたフォレストアドベンチャーも隣接していて、私も次回はチャレンジしてみたいです！」と、早くも次回への期待も口にした。

最後に、「土浦まちかど蔵大徳」を訪れた大塚は、軒先に設置してある、月精の装いをした壬氏のキャラクターパネルを見て少し意外だった様子。「土浦は花火が有名なところと聞きました。すぐ近くには霞ヶ浦もあるため、壬氏が月明かりの夜、池のそばで月精に扮して踊ったあのシーンが連想されますね。だからこのスタンプデザインなんですかね？」と作中のシーンを思い出した様子。また、レンコンがこの地域の名産品であることを聞くと「全然知りませんでした！」と驚く場面も。

3つのスタンプを集めた大塚は、達成記念の壬氏オリジナルクリアカードをゲットして満面の笑みに。大塚は「今まで知らなかった茨城のさまざまな魅力を堪能することができて大満足です。ぜひ猫猫と壬氏と一緒に、皆さんそれぞれ茨城の魅力を集めてほしいです」と話すと、続けて「壬氏は猫猫が行くところ、どこにでも行きますから（笑）。私も、壬氏コースの残りのスポットはもちろん、猫猫コースのスポットも巡り、さらにこの茨城の魅力を知りたいですね！」と旅を締めくくった。