累計発行部数110万部突破の人気作『ひらやすみ』がアニメ化＆今秋からNHK夜ドラにて実写ドラマが放送決定

2025.7.22 15:30

原作・真造圭伍の人気漫画『ひらやすみ』のアニメ化と実写ドラマ化が決定。今秋からNHK夜ドラで放送されることが決定した。

「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて、2021年4⽉から現在まで連載中で、全世界累計発⾏部数110万部を突破した真造圭伍の人気作『ひらやすみ』。

連載開始されてからこれまでに「輝け︕ブロスコミックアワード 2021」⼤賞や、「第27回⼿塚治⾍⽂化賞」マンガ⼤賞、2022年「マンガ⼤賞」第3位にもノミネートされるなど、多くの漫画ファンから高く評価され、2024年には、イタリアで開催された欧州最⼤のポップカルチャーの祭典「ルッカコミックス&ゲームズ2024」にて最優秀連載コミック賞を受賞するなど国内外から注目を集めている。

主⼈公・ヒロトは、定職なし、恋⼈なし、普通ならあるはずの（？）将来の不安も⼀切ない、お気楽な⾃由⼈。彼は⼈柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和⽥はなえから、タダで⼀⼾建ての平屋を譲り受ける。その平屋で⼭形から美⼤進学のために上京してきた、18歳の従姉妹・⼩林なつみと2⼈暮らしをスタート。何気ない⽇常の中で、どこか懐かしさを感じる平屋での⽣活や、おばあちゃん直伝の四季の料理がほんのりと彩りを添える。

いつしかヒロトの周りには仕事や⼈間関係、将来への漠然とした不安など、⽣きづらい“悩み”を抱えた⼈々が集うように。気ままなヒロトの⽣き⽅や阿佐ヶ⾕を中⼼とした下町の⾵景が、多くの読者の⼼に強く響き、共感を⽣んだ。登場人物たちの等身大の日常を、ときにコミカルに、ときに穏やかに描く。

原作・真造圭伍からは今回の映像化を記念してお祝いイラストとコメントが到着。「アニメ化、ドラマ化とってもうれしいです！！完成作品を観るのを楽しみにしています！！」とよろこびを露わにした。

♦ドラマ化決定＆アニメ制作を担当するのは…

このたび発表された実写ドラマはNHK夜ドラ枠にて、今年秋から放送されることが発表された。NHK夜ドラでは毎週月曜日から木曜日のよる10時45分から15分間放送される。これまでに『ワタシってサバサバしてるから』『バニラな毎⽇』『作りたい⼥と⾷べたい⼥』や現在放送中の『あおぞらビール』を始め、登場人物たちの等身大の日常を、ときにコミカルに、ときに穏やかに描いてきた。実写ドラマでは『ひらやすみ』の優しくあたたかな世界観をドラマでお届けする。

さらに、アニメーション制作を担当するのは「Production +h.」に決定。2020年に設⽴され、Netflixオリジナルアニメ『地球外少年少⼥』や映画・アニメシリーズ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』と⽴て続けに話題作を⽣み出してきたアニメーションスタジオ。少年少⼥を中⼼とした登場⼈物の感情の揺らぎや葛藤を丁寧に描き、背景を始めとした世界観を精密に再現することでも⾼い評価を得てきた。本作でも、原作で描かれていた阿佐ヶ⾕をはじめとした下町で⽣きる⼈々のあたたかな営みをアニメーションで再現する。