山田裕貴 プロ野球選手の父に憧れ野球の道を目指すも夢破れた過去…芝居の世界を目指すきっかけを与えてくれた、父からの言葉とは

2025.7.7 11:30

俳優の山田裕貴が、5日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。今回は沖縄を訪問。幼少期に憧れた父との思い出を振り返り、俳優を目指すまでの経緯を語った。

子どもの頃から沖縄に縁を感じていたという山田は、3年前に仕事の合間をぬってやっと沖縄に来ることができたと話し始めた。それほどまで来てみたかったのは、プロ野球選手時代の父親の面影を追ってのことだった。中日ドラゴンズでプレーしていた父、山田和利は、現役引退後も同チームでコーチを務め、キャンプの際には必ず沖縄に足を運んでいたという。

中日ドラゴンズがキャンプ時に拠点とする「Agre スタジアム北谷」を訪問。観客席からバッターボックスを眺め、父に憧れて白球を追った日々を振り返った。「テレビを見てて親父が打席に立ってるのを見てカッケーって思って、俺もやりたいってなって“自分からやる”って言った」といい、人生で最初に夢見たのは父と同じプロ野球選手だったと明かす。小学4年生から野球を始め、全国大会常連のクラブチームで必死に練習する毎日。しかし厳しい現実が山田の前に立ちふさがった。

「結構強いチームにいたので全国大会にもほぼ毎年ぐらい出てたけど、全国からもっとすげえ奴らが集まってた」といい、上に行けば行くほど、自分の実力では到底かなわないと分からされるような、圧倒的な才能を持った同世代たちがいた。さらにチームのなかでも徐々に活躍が難しくなり、上位打線から下位打線へ、下位打線から最終的には補欠メンバーになり、打席にすら立てない日々が続いたという。「まあ言われるわけですよ、“あいつの親父プロ野球選手なのに”とか」。人生ではじめての、しかし大きすぎる挫折。山田は15歳で、憧れだった父と同じ舞台に立つ夢をあきらめた。

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