妻・松嶋菜々子から「よい年の重ね方をしている」 反町隆史(51)の俳優人生30年「がむしゃらな20代、運命的な作品と出会った40代…」
2025.7.3 19:15
世界90の国と地域で展開するブランド『SHISEIDO』のメンズシリーズ『SHISEIDO MEN(資生堂メン)』の新CM発表会が7月2日(水)に開催。本シリーズアンバサダーの反町隆史が登壇し、20代から40代までの自身を振り返ったほか、妻・松嶋菜々子からの特別ビデオメッセージがサプライズ放映。夫婦の仲の良さが改めて垣間見えた。
100年の男性肌研究に基づくグローバルシリーズ『SHISEIDO MEN』は、メンズ市場が拡大を続ける中、昨年の日本での売上は前年比+39%を達成。7月21日(月)には、ブランドを象徴する新たな男性肌向け美容液『アルティミューン™ パワライジング セラム』を発売する。SHISEIDO Global Brand Unit Men’s Project Manager中里大介氏は「一番のポイントは、なめらかで引き締まったようなハリのある肌へ導くという点。年齢を重ねるほど、経験を積み重ねるほど、人生は豊かになり、それが肌にあらわれると思っています」と語る。
発表会では、7月27日(日)から全国で放映開始予定の新CM『あなたは、変わらない』 篇がお披露目された後、『SHISEIDO MEN』アンバサダーの反町が登壇。今回2作目となる妻・松嶋との共演CMについて「前回、周囲から『あのCMすごくいい』『いいCMだよね』など、多くの反響がありました」と振り返った反町は、「今回お話をいただいて、それを超えていく世界観は何だろう?と思いましたが、最初にコンテを見て、前回と違った表現ができるのではないかと。撮影をとても楽しみにしていました。今回も皆さんの記憶に残るようなCMを撮影できたのがうれしいですね」と満足気。

今回のCMでは、反町の過去の写真が登場。屋外広告にも、松嶋が撮影した反町の写真が掲出される。この試みについて反町は「妻に撮影してもらう機会はそんなにないので思ったより緊張しましたね。でも、素の感じが出ていると思うし、自然に撮影できたと思います」と少しはにかんだ様子を見せた。
また、20代から40代の当時について聞かれた反町は、それぞれの年代を次のように振り返った。
「20代は俳優としてデビューしたばかりなので、がむしゃらに前に突き進んでいきながら、日々仕事に明け暮れていました。モデル時代から資生堂のCMに出るのが夢だったので、20代前半で叶えられたのがうれしかったですね」
「27歳で結婚して30代は、家族との時間も大切にしつつ、仕事においても30代の男性ならではの役柄を意識していきました。その中で30代に出会えた作品はとても貴重で、集中してその役に取り組むことができたと思います」
「40代は、運命的な作品との出会いもあり、20代・30代の経験を経たことで、40代でいい形で役に呼ばれるようになったと思います。まさに、CMのメッセージでもある“年齢を力に変える”とはその通りで、ひとつひとつの作品がいい出会いにつながっていくのだと感じています」

そんな中、松嶋から届いたビデオメッセージがサプライズ公開。さまざまな経験を経て俳優人生をステップアップしてきた反町に対し、『一緒に過ごしていて感じるのは、仕事が忙しくて時間に余裕がない時も、うまくリフレッシュしながら楽しんでいるところです。これまで色々な経験をしてきた積み重ねが自信となって、それが自然と魅力として表れているように感じます』『肌のお手入れも毎日コツコツやっていますし、よい年の重ね方をしているなと思います』と、松嶋からの思いが届けられた。
メッセージを受けた反町からは「保湿については、僕は大ざっぱなところがあるので、ぱぱっと(つけて)終わりにしちゃいたいっていうのがあるんですけど、『もうちょっと時間とった方がいい』『こういった感じでつけたほうがいいよ』っていうのはありますよね(笑)」と、普段からよくアドバイスを受けることを明かした。

反町は現在50代になった自身について、「若い頃はがむしゃらにやってきましたが、年齢を重ねるごとに余裕が出てきましたね。ひとつひとつ階段を登るように経験を積み重ねたことが今につながっていると思うので、60代に向け、ひとつひとつの経験を大切にしていきたいです」と、今後の目標を明かした。