“令和のビーチボーイ”注目若手俳優・濱尾ノリタカ 「憧れは反町隆史さん、共演できるなら親子関係を演じてみたい」

2023.11.29 07:30

10月期・火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)に出演するなど、今注目の若手俳優・濱尾ノリタカにインタビュー!ラストとなる第2弾の今回は、10月20日に発売された1st写真集『H3O』に書かれたキャッチコピー“令和のビーチボーイ”の由来になった、“俳優・反町隆史について”や、“大学時代の思い出”を聞いた。(インタビュー第1弾はこちら

――大学の水泳部時代の思い出は?
男子寮で生活していたのですが、1年生〜4年生までを含めた4人部屋で、2段ベッドが4つある空間。自分は下の段で寝て、上には座椅子・洗濯物・勉強道具・水泳道具など、自分の荷物を置いていました。朝は、先輩たちが起きる30〜40分前には起きて、先輩たちの食事の準備。起きて部屋から出るときには、まだ寝ている先輩たちが、ドアノブの“カチッ”という音で起きないように、ゆっくり静かにドアノブをひねっていました(笑)でも、僕はガサツなところがあるので、物音を立てて先輩を起こしてしまったこともあります…(笑)今でもその先輩たちとはよく会っていて、今回発売した写真集も買ってくれてサプライズでイベントにも来てくれました!他の先輩たちもオンラインで写真集を買ってくれて「水泳部時代と筋肉のつきかたが違う!」と感想を言ってくれて(笑)すごくうれしかったです。

――水泳を続けてきた理由は?
水泳自体が自分のアイデンティティだったということと、好きだったから続けていたんだと思います。辞めたいと思ったことはないんです。高校の最後の全国大会がリレー4位で、県大会も個人で一度も優勝することができなくて。それがすごく悔しかったので、高校から大学にあがるタイミングで、“留学をしたい”と考えていたことと合わさって、どうすべきか迷ったことはあります。それでも続けていたし、“辞めたい”と思うことはなかったです。この俳優業を始める時も“俳優がしたい”と思ったから、水泳はやむを得ず辞めてしまったけれど、水泳は今でもずっと好きなままです。

――俳優を目指したきっかけは?
仮面ライダーが好きで、大学2年生の時に“挑戦するなら今しかない”というタイミングがあったんです。ある芸能活動をされている方とたまたまお話しする機会があって、自分が将来したいことと、求めていることが、その方の生き様とすごくリンクしたところから、俳優という道を視野に入れるようになりました。仮面ライダーがきっかけではありますが、仮面ライダーになるために俳優を始めたわけではなくて、自分が後悔なく生きるためには “俳優をやるしかない“と思って始めました。

――憧れの人は?
研音(事務所)に入るきっかけになった、反町隆史さんと福士蒼汰さんです。福士さんは、『仮面ライダー フォーゼ』を必ず毎週見ていたので、ずっと僕の憧れでした。反町さんは、『GTO』がとにかくカッコよくて。もちろん、『ビーチボーイズ』もすごく好きです!僕が借りさせていただいている“令和のビーチボーイ”というキャッチコピーもネットニュースで見てくださったようで。“憧れは反町隆史さん”と書いてあるのを見てくださったんだと思うと、身が引き締まる思いです。反町さんにはまだ直接お会いしたことがないので、(来年の)3月31日にある研音の45周年イベントで、写真集をお渡しできたらうれしいな…なんて夢見ています。あとは、(キャッチコピーの使用を)反町さんご本人に確認を取らせていただいて、反町隆史さん“公認”令和のリアルビーチボーイを目指したいです。いつか反町さんに認知してもらえるように頑張ります。

――もし、反町さんと共演するならどんな役をやりたいですか?
大変恐縮ですが、親子役で共演させていただけたらものすごくうれしいです… いや、でも『GTO』を見ていた世代なので、何かぶつかりあったりする“師弟関係”のような役で胸を借りるのも夢のようです…!

――『ビーチボーイズ』の反町さんはいかがでしたか?
1話冒頭の、タバコをくわえながら車で電車の横をグァーと行くシーンは特に印象的でかっこいいですよね。冒頭からこれだけ引き込まれるのは反町さんの魅力が影響しているのだなと思います。『ビーチボーイズ』は、僕が役者を始めた頃から、“いつかこういうドラマをやってみたい”とずっと思っている作品なんです。反町さんみたいな色気のある役をやりたくて、そこが、実は僕が密かに目指している方向性でもあるんです。僕は陰より陽だと思うので、陽でワイルドな色気のある役がいつかできるように励んでいきたいです。

――令和版『ビーチボーイズ』で、濱尾さんが桜井広海(反町隆史)だったら、鈴木海都(竹野内豊)は誰?
水沢林太郎くんです。放送中の『マイ・セカンド・アオハル』でも共演していますし、事務所も同じなのでレッスンを受けるときも一緒で。昨日も同じ現場だったので、話しながら一緒に帰りました。僕は陽で、彼は陰のイメージも持ち合わせているタイプなので、バランスも良いと思います。ちょうど写真集を撮っている時には『クレッシェンドで進め』という作品に一緒に出演していましたし、発売のタイミングの今は『マイ・セカンド・アオハル』で共演中なので、お互いの成長を見ながら過ごせている気がします。“いつかふたりで担っていけるようになったらいいね”と、日々ふたりで語り合ったりしているんです。

【濱尾ノリタカ 1st写真集『H3O』】
様々なシーンで見せる表情は、今この瞬間しか見ることのできない輝きに満ち溢(あふ)れている。特に、タイトル 『H3O』とも関連のある水辺での撮影は必見。ビーチ、シャワールーム、プールと、その姿はまさに水も滴るいい男!幼い頃から水泳に親しみ、学生時代は競泳の部活動に勤しんできたという俳優、濱尾ノリタカ。プールで過ごしてきた時間が長かったせいか、水辺との親和性が極めて高い。185cmの世界標準の肉体は、その魅力を存分に発揮してくれた。また、水辺での表情はまさに「水を得た魚の如く」イキイキと輝いているのも見逃せない。

【濱尾ノリタカ Profile】
1999年11月26日生まれ。東京都出身。2020年より俳優として活動を開始。2021年に『仮面ライダーリバイス』に仮面ライダージュウガ/ジョージ・狩崎役で出演し注目を集める。主な出演作は、ドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(MBS)、『クレッシェンドで進め』(日本テレビ)、『大奥』(NHK)、『埼玉のホスト』(TBS)、『ブラックポストマン』(テレビ東京)など。現在、10月期・火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)に出演中。

写真:©entax

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