柄本時生　「兄の柄本佑は同志、父の柄本明は敵」ともに舞台に立ち思うこと

俳優の柄本時生（35）が、24日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演。柄本といえば父は柄本明、兄に柄本佑、母は角替和枝と、俳優一家出身。今回は北海道を旅し、家族について語った。

昨年8月、滞在していた際に何度も通ったという札幌市中央区にあるジャズ喫茶、『BOSSA』を訪れた柄本。喫茶店好きの両親の影響もあってか、どこにいても朝は必ず喫茶店に行くことが習慣だという。台本を読み込む際にもよく利用するようで、少し力を抜けるような場所で作業する方が、かえってセリフが頭に入るのだとか。そのためか、「本格的にセリフ入れるときはパチンコ屋」と言い、スタジオでは驚きの声があがった。

このエピソードからも垣間見ることができるように、どこか自由で、ひょうひょうとした印象を見る者に与える彼だが、俳優になることを最初から目指していたわけではないという。父、母、兄も俳優という家庭で育ったが、小学生のころはプロ野球選手、中学生では宮大工に憧れていたのだとか。しかし14歳のころ、オーディションに出る機会があると、見事に採用されスクリーンデビュー。他の家族と同様、芸能の道に進むことになった。

「俳優一家じゃないですか。どういう感じなん？普段」とMCの今田耕司に聞かれた柄本は、「映画の話が多かったですかね」と答えると、趣向も似ているそうで、「感覚はちょっと似てるなと思って、これ面白かったな、あれ面白かったなってのがあって。三軒茶屋のイタリアの映画を上映している映画館があったんですよ。そこに行ったら兄ちゃんがいて、トイレ行ってとなり立ってたのが親父」といったエピソードもとびだし、今田を驚かせた。