稲森いずみが不倫夫に復讐するヒロイン役!「私を通して爽快感を味わって」

2023.4.7 07:00

稲森いずみ主演の日本テレビ『金曜ドラマDEEP』枠・第1弾『夫婦が壊れるとき』。今夜24時30分からの初回放送に先がけて記者会見が行われ、真壁陽子役の稲森いずみ、真壁昂太役の吉沢悠、佐倉理央役の優希美青が登壇した。

会見の冒頭、世界的ヒット作の日本オリジナル版主演にあたり、「プレッシャーを糧に演じたい」と述べた稲森。
「日本の女性が、日本の生活風土の中でどう感じ、どう行動していくのかを考えて感じて演じたい」と語ると、吉沢も「陽子には、稲森さんだからこそ出せる“耐え忍び”を感じる」と、稲森が演じるからこそのヒロインの魅力を表現した。

吉沢は、昂太について「理解するのは苦しい」と正直に発言。脚本に惹(ひ)かれオファーを受けたものの、各国版で話題となった“最低最悪の不倫夫”を演じる苦労を明かした。
衣装合わせの際に『昂太の裏設定』を配布され、プロデューサーを交えて役について話し合ったという吉沢。理央への“説き伏せるくらいのキス”も必見だ。

優希も、ともすれば“ただの嫌な女”になりかねない理央を演じるにあたり、「昂太に“理央には俺がついていなきゃ”と思わせる瞬間があったほうがいい」と、監督から助言を受けたという。「昂太を自分のものにしたい、その根本にある純粋さと若さゆえの危うさを大切にしたい」と、役と向き合っている。

最後に「傷つきながらも手を抜かず、復讐(ふくしゅう)していくヒロインが狂気的だけれど魅力的。ここまでに至る女性の気持ちは共感できるので、心情を丁寧に演じたい」と稲森。「視聴者の方が、自分ではできないような復讐を、私を通して経験して、爽快感を味わってほしい」と見どころを語った。

吉沢は本作が『金曜ドラマDEEP』の立ち上げ第1弾作品であること、世界的ヒット作ゆえ結末を知る視聴者も多いであろうことに触れ、「期待と不安があるなかで“この枠、面白い”と言われるドラマにしたい」と頼もしく語り、「陽子がどんな決断を下すのか。最後まで見ていただければ、それこそが見どころだと思う」と締めくくった。

世界的ヒット原作の『夫婦が壊れるとき』は『ドラマDEEP』という枠に相応しい“ハマる”仕掛けも用意されているので、放送直後にも注目だ。

■第1話あらすじ

陽風台クリニックの副院長を務める内科医・真壁陽子は、夫と息子と3人で、誰もがうらやむ幸せな家庭を築いている。陽子自身の美貌と名声もさることながら、同い年の夫・昂太は映像制作会社を経営し、若々しいルックスに優しい性格、ベッドの中でも結婚当初と変わらず陽子を愛してくれる。小学生になる息子・凪も明るく素直に育ち、自分の人生は完璧――そう陽子は思っていた、昂太が札幌出張から帰って来るまでは――。

その日、陽子は朝から胸騒ぎを覚える。札幌出張から戻った昂太が女性用のリップクリームを持っていて、昂太のマフラーに自分のものとは明らかに違う色の長い毛が付いていたからだ。まさか女…? 気が気でない陽子は、長い毛の女を1日中意識してしまう。陽子の患者で最近レストランをオープンした佐倉美南、昂太の部下でシングルマザーの松井彩、家族ぐるみで仲良くしている絵画教室の先生・加集朋美もマフラーに付いていた色と同じで長い毛だ。中でも朋美は昂太と同じリップも持っている。
翌日、同僚で親友の相沢佳奈子は「考えすぎじゃない?」となだめてくれるが、不安でたまらない陽子は、夕方、診察を早めに切り上げ、会社帰りの昂太の後をつける――。 

仕事も…家庭も…今まで完璧だと思っていた世界は全てウソにまみれていた…。
周りは全員、裏切り者!? 愛する夫の本性を知ったとき、女の愛憎渦巻く復讐劇が始まる!!

『夫婦が壊れるとき』
日本テレビ『金曜ドラマDEEP』枠
4月7日(金)スタート 毎週金曜 深夜24時30分~24時59分(日本テレビほか)
配信:TVer、Huluでも毎話放送後配信開始

ティザー映像:https://youtu.be/L1yUb4E0Teo
ホームページ:https://www.ntv.co.jp/deep-fufu/

写真提供:(C)日テレ

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