門外不出“ハッピーターンの粉”は完全再現できるのか?味覚のプロが12時間以上奮闘…そのレシピに亀田製菓のジャッジは
5月19日に放送された『X秒後の新世界』では、『ハッピーターンの粉を自宅で作れるようになる』と題し、亀田製菓が誇る国民的お菓子、ハッピーターンの粉の完全再現に挑戦した。
濃厚な甘じょっぱさが特徴の通称“ハッピーパウダー“は、人気ゆえ「あの粉だけを口いっぱい食べたい」「粉を使って料理がしたい」などの声が多数寄せられているという。しかし、単品での販売はされておらず、レシピも亀田製菓の中でも限られた人しか知らないそう。
味を再現するべく、まずは思い切って販売元の亀田製菓へ突撃してレシピを聞いてみると、「ハッピーパウダーと呼ばれる粉のレシピは門外不出」だという。ハッピーターンとのコラボ商品も増えているが、コラボ企業に対してもレシピは一切非公開で、相手側が独自に開発した粉を、亀田製菓が認めるまで審査するという形をとっているとのこと。
こうなると、やはり番組の力だけでハッピーパウダーを完成させるしかない。
今回は専門家を招集して特別チームを結成。大手食品メーカーの商品開発にも携わってきた、味覚のスペシャリストである日本味覚協会代表の水野考貴さんと、味覚をデータで分析する味香り戦略研究所の主任研究員、吉満友野さん、そしてお笑いコンビ・きしたかのも参加した。スーパーで売っている調味料など市販品だけで再現に挑み、完成形を亀田製菓が審査。本物そっくりであれば“合格”となる。
「いけそうですか?」というきしたかの・高野正成に、「プロとして自負してやらせていただきます」という水野さん。まずは本物のハッピーターンをなめて、プロ2人により甘味、塩味、うま味、香ばしさ、コクのバランスをチャート図で示し、それを調査の指針とした。
そして商品裏の成分表示を参考に、まずは基本となる甘味と塩味を決める、砂糖と塩の割合を探っていく。実際にハッピーターンをなめながら微調整を繰り返し、砂糖10、塩2.5の割合が最適と導き出した。
味の基盤は整ったものの、ここからが難関。成分表示を見ても具体的な中身を特定できない“たん白加水分解物”を探っていく。
水野さんによると、たん白加水分解物とは、簡単に言えばたんぱく質から作られたうま味成分のことを指すそうで、これこそがハッピーターンの独特な味わいを作り出すもとになっているという。何が使用されているのか、長く険しい研究が開始された。

