柿澤勇人「ボッコボッコにされました」蜷川幸雄や三谷幸喜“個性的すぎる”巨匠たちとの現場を振り返る

2026.4.27 10:45

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柿澤勇人の写真

俳優の柿澤勇人が4月25日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。これまでの俳優人生で出会った個性的な監督・演出家たちを振り返った。

圧倒的な実力で日本の演劇界をけん引する柿澤。柿澤が主演を務めた舞台『ハムレット』で、演出を担当した吉田鋼太郎は、「柿澤のハムレットは、僕も演出しておきながらびっくりしましたね。“ハムレット役者”という言葉があるぐらいで、限られた俳優しかできない。膨大なセリフ量、4時間以上になる芝居、またそのセリフをしゃべりながらその時間を乗り切る。おそらく本当に今、日本で5人ぐらいしかいないのではないかという俳優の1人だと思う」と絶賛する。

そんな柿澤は、約20年にもなる俳優人生を通して、稽古場でさまざまな監督・演出家たちに出会ってきた。

劇団四季の創設者で演出家の浅利慶太氏。柿澤は劇団四季時代を思い出しながら、「たとえ周りが、“この人ちょっとそのレベルじゃないだろう”とか、“その役じゃないだろう”って思ったとしても、浅利先生が、“いやいける”って思ったらゴーサインすぐ出す」と、浅利氏の人となりを想起した。

「柿澤くん自身もそういう経験はあったの?」と、MCの今田耕司が聞くと、浅利氏との当時のやり取りを話し始めた。

「あるとき稽古場で、(浅利氏に)“お前なにやってんだ”と聞かれて、僕が“(研究性として)『ライオンキング』のシンバ役を勉強させていただいております”って言ったら、“歌えるか?”」と返されたという。柿澤は、その質問に「ハッタリなんですけど…」と前置きつつ「(セリフは頭に)入ってます」と即答。すると“明日出ろ”と言われたそうで、これには今田も「明日?」と驚きの表情を見せた。

翌日、本当に急きょ主役として舞台に立ったが、結果は散々なものだったという。「もちろん準備はしてきたつもりですけど、当然緊張もするし声も震えるし。案の定、終演後“全然ダメだったな”と(浅利氏に)言われて、稽古場に戻された」と苦笑した。「世界中でたぶん僕だけだと思います。1日だけシンバやったっていう俳優は」と言って今田を笑わせた。

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