松任谷由実『サッポロ生ビール黒ラベル』新CMに登場!72歳の大人代表が語る「簡単で深い」表現とは

2025.12.22 16:00
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松任谷由実の写真

松任谷由実が『サッポロ生ビール黒ラベル』の新CM「大人エレベーター」シリーズ第49弾に登場。1月2日(金)から全国で放映されるこの新CMでは、72歳の大人代表として松任谷が出演。妻夫木聡との対話を通して「大人」というテーマについて語る。

今回のCMは松任谷のニューアルバム『Wormhole / Yumi AraI』とのタイアップ。松任谷のボーカルトラックを音声合成ソフトに学習させ再構築した”第3の声”を生み出した作品と連動している。
CMの舞台は『HOTEL WITHOUT TIME(時のないホテル)』で、松任谷自身が描く”時間”や”時空”をテーマにしたアルバムの世界観とリンクした演出となっている。

CMでは『わかりやすさ篇』『笑顔と涙篇』『過去の自分へ篇』など計13タイプが制作された。『わかりやすさ篇』では、表現におけるわかりやすさについて「簡単で深いのがいい。ライトでディープが」と語る松任谷の姿が。『笑顔と涙篇』では「涙が出る歌」を作りたいという松任谷が「泣くということはその人を解放すると思う。悲しい涙でも、幸せな涙でも。解放させたい」と力強く語る場面も。

《妻夫木聡インタビュー》

――撮影後の感想についてお聞かせください。

物心ついた頃から、松任谷由実さんは当たり前に、この日本の音楽シーンの中にいらっしゃった方で、本当に実在しているのだなっていう印象が最初はありました。
独特な緊張感が漂う中での最初撮影となっていましたけれど、話していくうちにだんだんとユーミンさんも自分もどこか思いを共有し合っているような感じで、ユーミンさんもそうおっしゃってくれて。ユーミンさんの言葉一つ一つが僕の中で、想像を掻き立てられるようになっていく瞬間っていうのはあったので、人と人ってやっぱり言葉に思いを宿して交換し合っているのだなというのを、身をもって感じた撮影でした。

――もしお二人でデュエットや共演をするとしたら、どんな作品や曲に挑戦してみたいですか?その理由も教えてください。

ユーミンさん自身もおっしゃっていたのですが、好きな言葉で切ないとか、儚いとか。僕も結構そういう言葉は好きで、動物同士で喜びや悲しみっていうものがもしかしたらあるかもしれないじゃないですか。でも多分切なさとか儚さっていうのはないのではないかと思っていて、人間だからこそ思える、考えられる感情のような気がして。僕自身も、切なさや儚さというのがすごく好きです。映画やドラマの中でそういう芝居をどこか自分も求めているような気がしていて。だから、そういうワードが入るような曲をできればデュエットしたいです。

《松任谷由実インタビュー》

――撮影後の感想についてお聞かせください。

黒ラベルのCMをご覧の皆様へ、今日撮影をさせていただいて、いつもテレビの中で見ている世界に自分がいるのがとっても不思議な気がしました。
妻夫木さんはとてもナチュラルに、でもシンプルな難しい質問を次々投げかけて。でも私も、本音がスラスラ出たような気がして達成感がいっぱいです。
きっと皆さんの心にも伝わるメッセージだと思います。
サッポロ生ビール黒ラベルともども松任谷由実もどうぞよろしく。

――人生のさまざまな節目で、特に印象に残っている出会いや言葉があれば教えて下さい。

デビューから 53 年、あっという間でしたが、72 年にデビューして 76 年に荒井由実から松任谷由実に。こんなに長くやるなんて思ってもいなかったけど、いつも目の前の山を全力で登る姿勢で続けてきました。
今、ニューアルバムを出したばかり。このキャリアでも枯渇せずアルバムが出せて、そしてサッポロ生ビール黒ラベルの CM に出演できて、すっごい幸せ!
「続けるコツは?」って聞かれるけど、答えは「続けること」。それが新しい世界を広げてくれるからです。これからも続けていきます。

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