岡田准一初プロデュース「日本の誇りになる作品を」 Netflixシリーズ『イクサガミ』浅草寺に清原果耶、二宮和也、伊藤英明ら豪華キャスト集結

2025.11.14 15:30
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岡田准一の写真

岡田准一が主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めるNetflixシリーズ『イクサガミ』の配信記念イベント「戦神祭 -始め-」が11月13日、浅草寺の特設ステージで開催された。作品の世界観を表現した幻想的な空間に、岡田をはじめ、藤﨑ゆみあ、清原果耶、東出昌大、染谷将太、 早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明ら豪華キャスト12名と藤井道人監督が集結し、配信開始の喜びを分かち合った。

Netflixが世界独占配信する『イクサガミ』は、今村翔吾の原作小説を映像化した超ド級バトルロワイアル作品。明治初期、木札を奪い合い殺し合う壮絶なゲーム「蠱毒(こどく)」に参加した侍たちの死闘を描く。Netflix日本上陸10周年を記念するビッグプロジェクトとして、オールスターキャストが集結し話題を呼んでいる。

イベントは、かがり火風の照明が揺れる中、二宮和也演じる謎の男・槐の声で「蠱毒」開始が宣言されるという劇中さながらの演出で幕を開けた。その瞬間、会場を縦横無尽に駆け巡るLIVE殺陣アクションが披露され、圧巻の演出に場内は大興奮の渦に包まれた。

主演の岡田は「日本でも世界でも売れる時代劇を若い世代で創る」という強い思いで作品と向き合ったことを明かし、「守りに入らず、攻めたものを作りたいという思いを掲げていました。それを考えた時に、藤井監督じゃないと絶対にできないと感じオファーし、一緒に作品を作っていった」と製作の経緯を語った。

これを受け藤井監督は「岡田さんからのバトンは重圧もあったけど、素晴らしいスタッフ・キャストと一緒に作品を作り上げることができました。何よりも、僕自身が一番のファンだと思える作品です」と自信を見せた。

登壇者たちは作品の見どころや役作りについても語り、藤井監督は「日本の美を伝えたいと思って、作品には逆さ富士や神楽、お祭りといった日本の文化も盛り込みました。海外の人にも観てほしいですが、日本人として日本の美を再発見できるのも大事」と作品に込めた思いを明かした。

蠱毒へ身を投じ、 岡田演じる愁二郎と行動をともにする少女・香月双葉役に抜擢された藤崎ゆみあは「母を救いたい、村のために、という蠱毒に参加した原点である強い気持ちと覚悟を持って演じていました。どんな時も人を信じて希望を持ち続けられるのが双葉の強さ」と演技へのアプローチを語った。

愁二郎とは義妹であり、秘伝の「京八流」を受け継ぐ一人・衣笠彩八を演じた清原果耶は「冒頭の1カットアクションを観たときになんだコレ!って」と圧巻の冒頭シーンについて言及した。

撮影秘話も続々と飛び出し、伊藤英明は「岡田さんに怪我をさせてしまったことがあったんですけど、岡田さんは何事もなかったように”次やりましょう!”と言ってくださって…。鉄人的な姿にほれました」と岡田を称賛。この怪我は、岡田と監督が話し合った上で本編の中にも活かされているそうで、驚きの秘話に場内からも声が上がっていた。

すべての発端とも言える謎に包まれたゲーム蠱毒を運営する槐(えんじゅ)役・二宮和也は「(ゲーム開始の宣言をする天龍寺のシーンでは)こんなにすごいオールスターキャストたちが、僕の方を見て、僕の話を聞いてくれて。こんなにすごいことは無いなと圧倒されてしまいました」と撮影を振り返った。岡田が初めてプロデューサーに挑戦した本作に自ら出演を希望した二宮は「(岡田さんに)呼んでくれて嬉しかったです。贅沢な時間でしたし、今ここにいれて幸せです」と本作参加への喜びをコメント。

岡田は初めてのプロデューサー挑戦に「こうして応援してくれる後輩やみんなに助けられました。これが最後でもいいという思いで取り組んだ作品です」と感謝を述べ、最後には「日本の皆さんに誇りに思ってもらえるもの作りをしたいと思っています。日本から、世界にいいものを届けられるよねと、思ってもらえたら嬉しいです」と熱いメッセージを送った。

イベント締めには会場全体で、本作の中でも特に印象的な〈蠱毒〉開始の号令にならって「Netflixシリーズ イクサガミ…はじめえええええ!」と高らかに宣言し、大盛況のうちに幕を閉じた。

Netflixシリーズ『イクサガミ』独占配信中

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