あなたは“とんじる”派?“ぶたじる”派?具材は何を入れる?味の好みは?全国「豚汁」調査結果が発表!
株式会社ファミリーマートは20~60代の男女700名を対象に、自身の地元の味をイメージした『豚汁』に対する消費者の意識調査を実施した。本記事では、豚汁の呼び方や豚汁に入れる具材など地域による違いを紹介する。
まず、呼び方についてSNSでアンケートを取ったところ、“とんじる”派が84.3%、“ぶたじる”派が15.7%と“とんじる”派が大半を占める結果となった。また、エリア別では、九州・沖縄エリアだと、2人に1人(46%)が”ぶたじる”呼びであることが分かった。また、北海道では41.7%が”ぶたじる”と回答した。

次に、「豚汁に豚肉以外でどのような具材を入れますか?」と質問したところ、東北エリアでは芋・ごぼう・こんにゃくといった定番に加え、豆腐・白菜・ねぎを入れる人が多く、関東エリア(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)よりも使用率が高い傾向が見られ、使用する具材にも地域ならではの個性が表れていることが分かった。

一方で、玉ねぎの使用でも明確な違いが出ており、東北エリアでは約5人に1人(17%)に対し、中部エリアでは約3人に1人(35%)、中国・四国エリアでは4割(40%)と約2倍でありで味づくりの違いが際立つ結果となった。
さらに、「豚汁の味の好み」を聞いたところ、全国的には38.6%があっさり味を、36.7%がこってり味を好む傾向となり、特に北関東エリア(47%)は約半数の人がこってり味を好むと回答した。
一方で、甘め味を好む人は全国平均で約5人に1人(18%)と少数派ながら、中国・四国エリアでは約3人に1人(28%)が”甘め派”と回答。地域によって味つけの傾向が大きく異なることが分かった。

そして、「豚汁に使う味噌の種類」を聞いたところ、全国では約3人に2人(65.3%)が「合わせ味噌」と回答。一方で、北関東エリアの約4人に1人(25%)、中部エリアの約3人に1人(28%)は「赤味噌」を使う傾向が目立ち、味噌の種類にも明確な地域差が見られた。
また、“赤味噌文化”が根づく中部エリアでは、約3人に1人(27%)が「赤味噌でなければ豚汁とは言えない」と回答しており、味噌への強いこだわりがうかがえる結果となった。

【調査概要】
実施時期:2025年11月1日(土)~2025 年11月3日(月)
対象:全国の 20~69 歳の男女『豚汁』を家庭で作ったことがある方
調査手法:インターネットリサーチ
サンプル数:700サンプル(エリアごと均等割り付け)
※「北海道、関東、北陸」「北関東」「中部」「関西」「中国・四国」「九州・沖縄」「東北」
調査実施機関 :楽天インサイト






