上川隆也が相葉雅紀と甲斐犬&元野犬のブラッシングに挑戦!和犬ならではの慎重な性格に対し、深い愛情で心と毛並みをほぐす

10月18日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、相葉雅紀と俳優の上川隆也が保護犬のトリミングに挑戦。甲斐犬と元野犬の2匹の心をほぐしながら、たまった汚れや毛玉を取り除いた。
15年前に保護犬の譲渡会で出会った子犬を引き取り、さみしくさせたくなくて仕事場にも一緒に連れていくほどの愛情を見せる上川が、今回相葉と対面したのは、ともに同じ行政施設に収容されていた甲斐犬と元野犬の2匹。
1匹目は推定年齢8〜9歳だという甲斐犬で、迷子なのか捨てられてしまったのかがわからないという。まずは無数の毛玉ができている体の状態をチェックしたい相葉たちだったが、そこには和犬ならではの苦労も。
日本由来の犬種は飼い主に忠実な反面、警戒心が強いケースも多く、見知らぬものには攻撃性を見せることもあるという。おびえた様子の甲斐犬に対し、相葉は「ちょっと時間かけないと無理かもしんないね」と、独特の難しさを感じていた。
そしてもう1匹は、捕獲檻にて保護された元野犬。人間の環境に慣れることができずにいるのか、興味を示しながらも周囲の状況に怖がった様子を見せる。
それでも上川は初めてトリミング台に上がった元野犬に対し「よしよし、頑張った」と基本に忠実な優しい声かけをすると、その声に元野犬も落ち着きを見せる。その隙に相葉がコームをかけると、元野犬は驚いた反応を示しながらも抵抗はせず、その身を預けていた。

長年の汚れがたまった元野犬の体毛は脂汚れがたまっており、まずはその汚れを取り除かなければ効果的なシャンプーは不可能。そこで相葉と上川2人でブラシをかけることに。
日頃からブラッシングはしているものの、本格的な現場は初めてだという上川だったが、すぐにその研究熱心な姿勢を発揮し、「相葉さん両手で作業なさってますね。僕ずっとこうやって片手でやってましたけど」と手際よく作業を進める相葉の様子を観察。その間も元野犬の様子に心を配りつつ、毛玉が固まっている部分への対処方法などを、相葉や保護施設の職員から学んでいた。
すると、熱心な上川らの適切なブラッシングに元野犬も気持ちよくなってきたのか、口をあけてうれしそうな表情を見せるように。上川が「気持ちいいのかな?」と反応すると、相葉も「いい顔してるしね」と、うなずいた。