クラフトビールにクルマエビ、老舗のアイスを食べるとプロレスラーに?グルメもきっちり堪能する所ジョージの『ダーツの旅』
ビールを造っているタンクを見学させてもらい、いよいよお待ちかねの試飲に。まずはこの工場の定番ビール『ホワイトパール』から。天草産の柑橘類・パール柑と自家製のホップを使って造った柑橘系のビールなのだそう。グラスになみなみと注がれたビールを手に「今日は1日暑かったから。神様からのご褒美だね!」という所は、一口飲んで「もう一口目からルーツの香りが…柑橘系の感じ!パイナップルの感じもするし…うま~い!」と満面の笑み。その後もグイグイと飲み干して、あっという間にグラスを空けてしまった。
「これがイチ推し…2番推しってのはどういうの?」と、やんわりとおかわりを要求すると、今度は“和製グレープフルーツ”と言われる“晩柑”という柑橘類を使ったビールを出してもらった。「さっきの方がフルーツフルーツだね。こっちの方がフルーツ抑え気味。おいしい!」と感想を話したかと思うと、缶に残っていたビールをさらにつぎ足し、しまいには「しょっぱいサラミ食いたいね!その横にチーズ添えてちょうだい!」と完全に飲むモードに。きっちり2杯飲みきった所は「うーん、気持ちいい!」と大満足で工場を後にした。
このビールが効いたのか、眠気がピークを迎えた所はロケ車の中でついウトウト。その眠気を覚ます意味もあってか、ロケ車は“COFFEE”の文字が見えたお店の方へ。夫婦でやっているこのお店、コーヒーが好きで始めたというご主人は、かつては飛行機の整備士を務めていた元航空自衛隊員。そして奥様もかつては陸上自衛隊の隊員だったという。奥様が自衛隊を辞めてから偶然にも出会ったそう。エチオピア産の豆を丁寧に挽き抽出したエスプレッソを、氷を入れた水に注いだ『ロングブラック』を飲んだ所は「あ~、もう幸せ!」と香り高いコーヒーを堪能していた。
ロケ2日目にはクルマエビの養殖所も訪問。水槽の中にはたくさんのクルマエビが。「お好きなの1匹お選びください」と言われ、大きいエビを1匹選んだ所は、その場で頭と背ワタを取り、殻をむいてそのまま踊り食い!「甘くてホントにおいしいね!」と素直なコメントをしたかと思うと「普通のコメント言っちゃってすみません!」と平謝り。
ちなみに対応してくれた女性は元々大阪出身だったのだが、亡くなった叔父の後を継いでエビの養殖を行っているのだそう。「一昨日ぐらいにうちの父とね、所ジョージさんの話してたんですよね!」という彼女は、数日後に本物と出会ったことに驚いていた。「虫の知らせだね!」という所に「何があるかわかんないですね、人生」と驚きながらも喜んでいたのだった。
暑い中で続いたロケも終盤を迎えたころ、所が見つけたのは“あいすくりーむ”と書かれた看板。吸い込まれるように店内に入っていった。このお店はアイスキャンディー屋さんから始めて70年以上になるという老舗なのだとか。
袋に入ったかき氷『ガリっとチュー』を食べさせてもらいつつ話を聞くと、73歳になるというここのご主人は、近くにプロレスの資料館を開いているのだという。プロレスが大好きで往年の名選手のグッズなどを集めているうちにだんだんと品々が増えていき、2022年に資料館をオープンしたのだとか。さらにそれだけでは飽き足らず、自費でプロレスの興行を開催し、レフェリーを務めるお孫さんと共に、自らリングアナウンサーとして大会を盛り上げているのだという。
資料館の奥には自費で購入したというリングも設置されており、所をレスラーに見立ててアナウンスを披露してもらうことに。「赤コーナー、180センチ、120キロ、所、ジョージ~!」とコールされると、思わず所もリング中央へと歩き出し、ポーズを決めていた。「素晴らしい!雰囲気出ちゃうよね~」と所もご満悦、といった様子であった。

VTR後に感想を求められたお笑いトリオ・パンサーの菅良太郎は「意外でしたね~。所さんが180センチ、120キロだったって…」とリングアナのアナウンスを受けて冗談を飛ばし、笑いを誘っていた。
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