学校にプロバスケ選手がキター!「川崎から、世界へ」Bリーグ名門 川崎ブレイブサンダース 小学校へオリジナル教材を贈呈 ロスコ・アレン選手「世界に興味を持って、より大きな夢を」

9月18日(木)、Bリーグ(B1)の名門クラブ「川崎ブレイブサンダース」はホームタウンの神奈川県川崎市中原区内の小学校で、クラブ独自製作の学校教育副教材「カワサキ・グローバルチャレンジノート」(以下グロチャレノート)の贈呈式を行った。
この日、川崎市中原区の市立下小田中(しもこだなか)小学校を訪れたのは川崎ブレイブサンダースの川崎渉(わたる)代表取締役社長、ロスコ・アレン選手、飯田遼(りょう)選手。また、川崎市 福田紀彦市長も同席した。「未来を作る子どもたちの可能性を広げることが使命」と話す川崎社長。「グロチャレノート」は「将来、国内外で活躍できる人材育成」をテーマに川崎ブレイブサンダース選手・スタッフ合計9名による10セクションで構成した教材となっている。


贈呈式では副キャプテンのロスコ・アレン選手が小学生たちの前に登場。グロチャレノートでは「夢って世界のどこにでもある」というタイトルを掲げ、世界各国の文化を肌で感じた経験の中で視野を広げて夢を持つことの大切さを語りかけた。

そして飯田遼選手はタイトル「世界とつながる自分」を掲げ、好奇心を持って「英語」を学習したことが、プロ選手の自分にとてもプラスになっていることを伝えた。「グロチャレノート」は川崎ブレイブサンダースが2万9千部を製作。川崎市内の小学校と特別支援学校、全119校の5・6年生に9月22日週から配布。「道徳」や「外国語」、「総合的な学習」の授業などで活用される。 今後はロスコ・アレン選手、飯田遼選手以外の選手たちもリーグ公式戦休止期間に、川崎市内の小学校へ出張授業を行う予定。川崎社長は毎年秋に教材内容を更新、配布対象学年の拡大も視野に入れ、長期的に川崎市内の学校教育に、地元のプロバスケットボールクラブとして貢献していくと宣言した。

続いてロスコ・アレン選手と飯田遼選手が6年生6クラスの教室を訪れ、子どもたちと交流。2人は時間の許す限り、子どもたちからの質問に答えた。

6年1組では扉口よりも頭が超える208cmのロスコ・アレン選手の様子に、生徒や先生から驚きの声が上がった 「バスケットボールをやっていて、どんなやり甲斐がありますか」という質問にロスコ選手は「子どもの頃からバスケットボールを通じて友達ができたし、いろんな国でプレーしてきた友人とはずっとつながっている、僕の世界を広げてくれているのがバスケットボール」と答えた そして最後に「皆さんが生活している日本だけでなく世界に興味を持って、より大きな夢を持ってください」と話した。

6年4組を訪れた飯田遼選手には「英語を話していて楽しいと思えるのはどんな時ですか」という質問。飯田選手は「チームの通訳さんを通じて外国籍のチームメイトやコーチと会話すればコミュニケーションはとれますが、時間がかかっても自分の言葉で意思を伝えることで気持ちもつながるし、毎回とてもうれしい」と英語を話すことでの実体験を子どもたちに伝えた。


体育館に場所を移し6年生とバスケットボールの実演や対戦を行う交流会も行った。ロスコ・アレン選手と飯田遼選手の2人対6年生選抜6人のデモンストレーションマッチでは、自分たちの遥か上でボールを操るロスコ・アレン選手に対し、子どもたちは果敢に何度もジャンプを繰り返す様子が見られた。試合は終盤に逆転した6年生チームが勝利を収めた 試合後、使用したボールに2人がサインを書き入れプレゼントされた。



授業を受けた児童たちは「背が高くて優しいしカッコいいです。ロスコ選手の話を聞いて夢を持ち続ければ叶うかもしれないと思った」(6年生男子)「飯田選手は外国語も話せるから、いろんなチームメイトと信頼が深まって良いなと思った」(6年生女子)とうれしそうに話した。



(ロスコ・アレン選手 談話)
プロの選手として学校教育の教材で扱ってもらえることはとても光栄に思う。夢の大切さや自分たちプロ選手はどうやって目標達成に向かっているのかを学んでもらえる教材になっている。子どもたちはこの先多くの経験をするし、夢を実現させられるための時間がある。出来るだけ大きな夢を持ってもらえたら嬉しい。教材を通じて学んでもらえることも嬉しいことだが、今回実際に子どもたちと接して、いろんな質問に答え会話できたのは、とても良い機会になった。将来子どもたちの夢が叶った時に今日の出来事が後押しになっていたら良いと思う。」


■りそなグループB.LEAGUE 2025-26 開幕節
川崎ブレイブサンダース×広島ドラゴンフライズ
会場⚡️東急ドレッセとどろきアリーナ
【GAME1】10月4日(土)18時05分 試合開始
【GAME2】10月5日(日)16時05分 試合開始
試合の2〜3時間前からは会場外のエリア「サンダーススクエア」がオープン
様々なキッチンカーグルメ、家族で楽しめるキッズエリアが目白押し
会場内グッズショップのアーリーオープンも要チェック
詳しくは川崎ブレイブサンダース公式WEBサイト↓
【公式サイト】
【公式X】
【公式instagram】
【川崎ブレイブサンダース】
神奈川県川崎市をホームタウンとするB.LEAGUE B1に所属するプロバスケットボールクラブ。前身は1950年創部の東芝バスケットボール部。天皇杯 全日本バスケットボール選手権優勝4回など、輝かしい実績を誇る日本バスケットボール界の名門。ホームアリーナは「東急ドレッセとどろきアリーナ」(川崎市中原区)。
【ロスコ・アレン】
ハンガリー・ブタペスト出身 1993年5月5日生まれ 32歳 208cm ポジションはスモールフォワード/パワーフォワード ユニホーム番号は「25」
12歳で渡米、スタンフォード大学に進学 卒業後スペインのプロバスケットボールクラブと契約 2018年 島根スサノオマジックに加入し来日 その後群馬、新潟を経て2023年 川崎ブレイブサンダースに加入 2025−26シーズンは副キャプテンに就任
【飯田遼】
長野県出身 1995年4月11日生まれ 30歳 185cm ポジションはシューティングガード/スモールフォワード ユニホーム番号は「17」
両親が学校の先生という家庭で育った 小学生4年生からバスケットボールを始め、強豪の佐久長聖高、拓殖大ではチームのキャプテンを務めた 2018年 信州ブレイブウォリアーズとプロ契約。山形、香川を経て2023年 川崎ブレイブサンダースに加入 昨シーズンはリーグ戦全60試合に出場