親友の裏切りのあとは相棒との別れ…ピンチに陥った鳴木(岩田剛典)に逆転劇はあるのか『DOCTOR PRICE』第8話
首藤に転職を告げる因島だが、そこへ労働基準監督署の臨検が入る。労働状況を調べるためだったが、そこで薬局の不正を見つけたのだった。病院が薬局を経営することはできないが、首藤は子会社の薬局を不正に経営し、クリニックでうつ病の診断を書きまくり、薬局で薬を買わせていたのだった。因島メンタルケアクリニックは医業停止処分となり、共同経営者として因島も全国ニュースに写真が掲載される。因島は娘のために離婚をし、医療業界で働く道も断たれる。「きっと罰があたったんですね。悪いことだと分かっていながら続けていたから…」と、家族の写真を見つめながら涙を流す因島を見つめる鳴木。

そんな鳴木の前に、週刊誌の記者たちが訪れる。因島に転職を斡旋(あっせん)していたことや、過去に取り扱った転職案件や、父親の医療過誤、自身の極東大学病院の退職についてなどを追及される。実はそれは、依岡から聞いた情報をもとに、網野がドイツから呼び寄せた倉持(坪倉由幸)に調査させ、週刊誌にリークしていたのだった。

極東大学病院を退職することを決意する依岡の前に、鳴木が現れる。鳴木に謝罪する依岡だが、「分かっていた、お前が息子の将来より正義を選ぶことを」と告げるが、このまま極東大学病院に残り、息子の努力を無駄にしないようにと勧める。「俺は大丈夫だ。もし会社がなくなっても、簡単につぶれるような人間じゃないことはお前が一番よく知ってるだろう」そして、「口利きがなくとも、勇気は極東に合格できるだろう。父親が息子を信じてやれなくてどうする」と言い去っていく。そんな鳴木の後ろ姿を見て「ありがとう」とつぶやく依岡だった。

週刊誌に鳴木のことが記事に出て、危機的状況にある“Dr.コネクション”。そんな中、夜長を「ここから先は、君の力は必要ない」とクビを宣告するのだった…。SNSでは「え?鳴木さんと夜長ちゃんのコンビ解散!?」「夜長ちゃんを巻き込まないための、鳴木さんの優しさだろうけど…」「夜長さん泣かないで」など、鳴木と夜長のコンビ解散を残念がる声が多くあがっていた。

9月7日放送の第9話では、「ここから先は君の力は必要ない」。鳴木(岩田剛典)から突然、クビを宣告された夜長(蒔田彩珠)。夜長は、石上(三浦貴大)から「前に進むべき」と背中を押され、しばらくは試用期間として“メディエイト・マネジメント”で働くことにする。一方、求職依頼のなくなった“Dr.コネクション”では、依岡(北山宏光)が鳴木の元を訪れる。早く網野(ユースケ・サンタマリア)の本性を暴かないと本当に潰されてしまう、と心配する依岡だが……。
◆番組公式
・公式HP
・公式X:@doctorprice_ytv
・公式Instagram:@doctorprice_drama
・公式TikTok:@doctorprice_drama
【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!